今週シッター先の三男が1歳の誕生日を迎える。なんと慌ただしく早い一年だっただろうか!
子育ては24時間フルタイム。ママさんパパさん寝不足の一年だっただろうが、私も私生活に皺寄せ。寝不足だしきつい一年だった。
ところで「親切」とは、字の如く「親」を「切る」。思いやりや、良い意志を持って子供のために身を削っていくのが、親の役目ではないだろうか。子育てはただ流されて過ごす機械的なものではない。子供の成長の過程で、変化させる時、管理する時、保護する時があり、それを親が見極めながら育てていくもの。
「この親にしてこの子あり」という言葉がある。子供は親を見ている。親の生活、生き方などなど...残念ながらイタリア人夫婦は別居・離婚が多い。子供の幼少期、きっと子供の前でバチバチやるのだろう。今や離婚した我が家の階上の家も夜中になると大声で叫んで喧嘩、ある時は家具?が飛ぶ音もしていた。
長女の中学時代の友人で今やそのまま結婚生活が続いている両親のいる家庭は驚くほど少ない。まあ家庭には家庭の事情があるのだろうが...
幸せな家庭を築くには犠牲が必要だが、子育ての楽しさを大事にすべきであろう。特に三つ子の魂百までと言う。我が家は父親の子育て介入はほぼなし。だから私は太れないし、ただただ精神は強くなるばかりなのだよ!爆
子供がものを覚えていく様子や成長していく姿などそのような小さな出来事の中で喜びを大切にしていくべきであろう。
育児は育自。子育てに学校も資格もなく、共に子供と歩み、学ぶ。親子の絆が大事。
神様、両親に豊かな祝福を注いで下さい。
今まで行ってきたこと、今ここにいること、未来の歩みにの上に。
見返りを求めない愛、優しさ、知恵の上に。
子供たちを、毎日育てている時間の上に。