小正月 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

田舎汁粉、御膳汁粉、ぜんざいってどう違う?<1月11日は鏡開き!> | Oggi.jp

 

今日1月15日は「小正月」

 

年末の準備から元旦、松の内と続いてきた正月を締めくくる一連の行事を指すのだそうだ。現代では使われないが、1月1日の正月を「大正月」、そして「男正月」といい、15日の「小正月」の方を、「女正月」とも呼ぶのだと今日日本人ミサの帰り、80代の日本の方に教えていただいた。(知らなかった!)

 

一般的な小正月の日程は、1月15日、または1月14日~16日の3日間に渡るとされており、地域によって多種多様なようだが、主な所で、14日から柳などの木に小さく切った餅や団子を刺したり、繭玉を刺す「餅花」を作って飾ったり、15日の朝には小豆粥を食べ、正月飾りを焚いたりするなどの行事が多いという。

 

また、小豆粥の代わりにおぜんざいを食べたりする地域もあるという。ちなみになぜ小豆か?というと、』小豆のように赤い色の食べ物は邪気を祓う』と考えられていた中国の古い風習に由来しているそうで、これを食べて1年の無病息災を願うのだそうだ。

 

考えてみれば、昨日のゴスペルの新年会でおぜんざいを頂いていたことを思い出し、メンバーに誰か画像を撮っていないか?と問い合わせしたが、皆話に夢中で誰一人料理どころか集合写真さえ撮っておらず。苦笑 なので、上記ぜんざい画像はイメージ。

 

また、こういった記述を見つけた。

 

「十五日。今日、小豆粥煮ず。口惜しく…」(土佐日記)

1月15日なのに小豆粥を食べられなかったことを悔しがる紀貫之。

 

「十五日は餅粥の節供参り…」(枕草子)

餅粥という表現になっているのは、15日は望月(もちづき・陰暦十五夜の月)の日だから、望粥(もちがゆ)が転じて餅粥になったようだ。

 

以上、平安時代には、1月15日には小豆粥が習慣化していたようだとわかる。

 

また、子供の頃、どんど焼き(せいの神)もあった。正月の松飾り、しめなわ、熊手、だるまやそれこそ書初めなどを神社に返納し、それを焚くお正月の行事。どんど焼きの清らかな火に当たれば、この1年間は風邪をひかないなどという言い伝えもある。何かを焼いて食べていたような気がするが、それが地元では、繭玉だったのかは記憶にない。

 

fcec6f75-s[1] 

 

実家がある地元では今年3年ぶりにどんど焼きが復活、とホームページで見たが、子供の頃行った同じ場所では既になくなっているようだった。

 

余談だが、日本の行事として、次に行われるのが2月の「初午(はつうま)」。2月最初の午の日で、(2023年は2月5日)本来は、農作業が始まる旧暦の2月に行われていたという。そして、2月の最初の午の日が「立春」であり、一年のうちで最も運気の高まる日とされているという。ちなみに、「午」は方位の南を示し、時間は正午を表す。この時間は太陽が最も高く上がり、一日のうちで陽光の力が最も強まる時なのだそうだ。

 

とはいえ、こちらはイタリア。4月の復活祭前の40日間(四旬節)の直前に行われる、「カルネヴァーレ(謝肉祭)」が近くなり、さすがに子供たちも大きくなると仮装もしなくなり、親子でイベントに出かけることもなくなったが、スーパーやパン屋さんでは、カルネヴァーレのお菓子(特に揚げ物)が出回り始めた。

 

個人的には、年末の暴飲暴食中の血液検査の結果にかなりショックをうけているので、さすがに好き放題飲み食いするのは辞めようと反省中…。

 

昨日は、おぜんざいを食べ、今日は友人のお子さんのお誕生日でモンブランを食し、反省も何もないか…とほほ。