昨年、30数年来付き合いのある元職場の同僚夫妻のご子息がローマ大学の法学部に入り、父親である友人も来ていたので、急遽会いに行ったが、今度は息子に会いに来ている母親である友人を訪ねにローマへ向かった。
今回は一人で。女同士、飲兵衛がローマで集う。笑 20代の頃、一緒に飲んではグダグダになり、よく仕事の愚痴を言い合ったものだ。
長女が生まれた時、友人夫妻は結婚後丁度ローマ、そしてその後ミラノで現地の法律事務所勤務のため来伊中でまたイタリアでも連んでいた。
ところで、前回イタロは30分も遅延したが、今日はぴったり時間通りに出発。Wi-Fi も途切れる事なく入り、快適な旅であった。
年始のナポリ・ローマの気温は18度。友人も暑いし、ダウンなんて要らないどころか、窓を開けると蚊が入ってくると言っていたが、今日のローマは曇り。薄寒いとはいえ、ミラノよりは暖く、帽子は被らずパンツの下はハイソックスだけでも大丈夫であった。
テルミニの駅を出ると、相変わらずパトカーのサイレンが鳴り響く町の喧騒。カオスそのもの。スーツケースをゴロゴロ引っ張って行く旅行者たちがテルミニ駅から溢れるように町に吐き出されていく...。
この年末年始、ローマのホテルの予約状況は、ロックダウン前の2019年と比較し3%の上昇、85%予約で埋っていると言う事であったが、今回のベネデイクト16世名誉教皇の帰天によりますます人が世界(特にヨーロッパ内)から集まってきているようだ。
駅を出て歩道を渡ろうとしたら、見た事のある男性が(イタリアでも有名なミュージシャン兼プロデューサー)..人間違いか?と思ったらその横には、先日亡くなられ、葬儀に参列したご近所のシニョーラの娘であった。つまり、彼らは夫婦なので人間違いではないと確信!声をかけた。一度は通り過ぎたが、大きな声を出すと振り向き、一瞬わからなかったようだが、目を見開き、お互い何でここにいるの?と...。そして「マンマが亡くなったの知ってる?」と言うので、「ええ、葬儀に参列してたわよ。」と言うと気づかなかったと。まああの凄い人の中、私も彼女に挨拶には行かなかったので、わからなかっただろう。たわいないことを数十秒話し別れた。
ホテルに到着。友人の宿泊先は30年来の友人のホテルだ。当時はテルミニ駅の反対側にもホテルを持っており、まだ私が語学学校の学生だった頃、学校の帰りにホテルに寄ってはいつもおしゃべりを楽しんでいた。彼女は20代そこそこでプチホテルのオーナーになり、日本の雑誌にも何度か紹介されたことがある。
受付で名前を告げると、「いらっしゃいませ。いえ、お帰りなさいですね!」と言われびっくり!30年前からホテルに出入りしていたことをご存知のようであった。あいにく彼女にはすぐに会えなかったが、宿泊中の友人も外出中で、まずは在ローマの友人とアペリテイーボに出かけた。
その友人とは昨年8月にも会っているが、話は尽きない。仕事の合間に来てくれてあっという間に別れた。
やっと来伊中の友人に会い、留学中の息子君とも合流。まずはじめにローマに着いたら行きたかったレストランへ電話をすると、一杯だと言っていきなり断られてしまった!何とショックな...。夏に来るといつも夏休みでいけた試しのないレストラン。30年前は通い込み、厨房でも料理を数回習い、賄いも何度も食べさせてもらった。しかしオーナーもシェフも変わり、唯一残っていたウエイターも定年でいなくなっていた。
さあ、どうしたものか...ホテルを出る前にやっとホテルのオーナーである友人に再会!近況を語り合い、今晩夕食はどうするの?と聞かれたので、マトリチャーナに電話したら断られた、と言うと「私に任せて!」と言い、半ば強引に?!席を3人分取ってくれた。凄い!持つべきものは友!イタリアのあるあるコネ社会!笑 彼女にお土産に持って行ったそこそこに大きい達磨効果か?!爆
初日の夕飯は満足行くものだった!



