最近ミラノの地下鉄ネタが多いのだが、今朝M5に乗ってロットという駅でM1に乗り換えようとしたら、なんと乗っていた地下鉄がロットを通り過ぎてしまう!ということがあった。
快速か?いやいやそんなのないって!
乗っ取りか?いやいやそれもあり得ないだろう。
ロットに着く直前ガタンと揺れることがあった。無人運転なのにどうしたんだ?と思ったほどだ。そして2度ほど微妙にブレーキがかかった気がした。真ん中あたりの車両に乗っていたが、ホームの先端の方に止まり、バックするのか?と思っていたら通り過ぎてしまったのだ‼︎ あり得ない!!
車内のアナウンスで何かの故障と言っていたが、よく聞き取れなかった。
幸運にも次に着いた駅の反対側に逆方向の地下鉄が来ていたので、ダッシュで飛び乗った。それでも5分以上のロスだ。
ところで空手仲間にATM(ミラノ交通)勤務の人がいて、先日開通したM4勤務なのだが、彼は今朝早番勤務だったようで、目が覚めると6時代にメッセージが入っていた。彼とは朝の6時代やら遅いと夜中の1時2時まで空手談義に花が咲くことが多い。やはり棒術と丹田について前夜から続いていた内容が書かれていた。ちなみに私は彼の彼女とも仲良しだ。
「M5駅を通過したんだけど!」というと、すぐに「誰かがアラームを押したんじゃないか?それで勝手にコンピュータ制御がかかったのだと思う。」ということだった。
M4-5は無人運転だが、彼は電車の運転も出来るのでメンテナンスや緊急時に電車を運転し、駅のシステム、水と電気やら、リフトもチェックするのだそうだ。動かなくなった場合はブロックを解除し、安全性もチェックしなければならない。有人・無人運転であろうと、列車制御システムの仕事に携わる人は、安全性と正確性は出来て当たり前、そんな中での仕事はどんなに緊張感が募りストレスがたまりやすいことだろうか。
ちなみに先日2024年より日立の地下鉄がM1から徐々のM3にまで導入されるとかいたが、M4も実は日立製なのだそうだ。
M4構内
車内は他の線に比べ広くできている。

