壮絶な1週間だった。
今週月曜日にツインズの定期検診があり、問題なしと言われた翌日に、次男の発熱で保育園より呼び出し。夜中に嘔吐。結局次男は水木金曜日と三日間、高熱と嘔吐下痢でグターっとしていた。
長男や三男は鼻を垂らしている割に発熱することもなく、よく食べ元気。みるみると明らかに次男は痩せてきた。顔が犬のスピッツのようにとんがってきてもじゃもじゃのカーリーが伸び切って見えるくらいだ。
「あれっ背が高くなった?」と聞くとパパさん、「かもしれない。高熱の後背が伸びるってノンナが言ってた。」という。イタリアの迷信か?良く言われるようだが、長男と背中と背中を合わせたら確かに肩と頭の高さがかなり差が出ていた!
話は基、今週はパパさんは子供部屋でツインズのベッドの間に簡易ベッドを敷いて寝ていた。朝私が到着すると、毎日次男が嘔吐したシーツに毛布、長男がおねしょをしたシーツと毛布が床に転がっており洗濯から始まる。長男はオムツはしているものの、寝ている間にお○ん○んを触り、オムツから上向きで飛び出してしまうためおねしょ状態になってしまう。まあこれも不安の象徴なのか?
高熱の次男は比較的聞き分けが良かったが、それでもママさんが何かしらの理由で出かけて不在だと”voglio la mammaaaaaa!!”と大泣きした。
よく説明して納得させると、今度は私の名前を呼び首に両腕を回してビッタリ抱きついてウトウトするが、機嫌が悪いと”vai viaaaa!”あっち行け!と言われるものだから、そりゃマンマが一番だよね、と思う。
しかし、ここに来てママさん、最近何に目覚めたのか洗濯物全てにアイロンをかけ始めた。しかしこの大量の洗濯物にどうアイロンするのだ!とにかく毎日洗濯機と乾燥機は始終稼働中。クリーニング屋か?
あーそれにしても最近、人の家庭で人間観察。感情に振り回されないよう、あくまでも第三者の目で問題を分析するのが趣味?となってしまった。苦笑(シリーズ・タータは見た、か?)
怒りや感情をうまく流せず、また「しなくてはならない」呪縛が自分を縛る。周りが大変だ。
そんなこんなで日に日にママさんの体調は悪くなり、乳幼児がいれば寝不足になるのは、私も経験済みだが、無理は禁物。それは私もよく言われる事だが、人それぞれキャパを認識すべきだ。
そして、ついに金曜日。次男はまた嘔吐。そうこうしてうるうちに三男がベッドから落ちたと言うではないか。(5-60cmの高さ)でもそれも経験があるが、すぐに嘔吐したり、異常な動きが見えない場合は12時間から24時間要観察で大丈夫と言ったが、ママさん半狂乱。その割にはお昼寝してしまったからと言って3時間後に救急病院へ。しかし、出かける直前までママさん、吐き気で何度もトイレに駆け込む始末。いやー救急は後にした方が...と思ったが言えず。
ママさんと三男が救急に出かけた直後、次男の小児科の予約を思い出した。私が連れて行くか?と思ったが急遽パパさんが連れて行った。
次男も三男もタンポーネ(抗原検査)をしたらしいが2人とも陰性。次男は様子を見て後1日熱が出たら抗生物質を、三男は様子見。(ほら、言ったでしょ。)と言うことだった。
安心したのかママさん、バタンキュー。保育園から長男が帰宅し、3人子供を見ていたがいきなり寒気と腰痛が....。急遽空手の稽古はキャンセルし帰宅。
案の定発熱した。保育園の洗礼の洗礼だわ。どんなに体力のある50代でも、きつい、(3人見ている割に)給料は低い、なかなか帰れない。新3Kか?IT業界と一緒だな。爆 しかし、発熱しても頭は冷めっぱなし。笑
とりあえず週末はゆっくり休憩とする。
