タータ日記もついにシリーズ50回目。ネタはつきませぬ。苦笑
前回からの続きで、総勢5名で三男の定期健診へ付き添い。とは言えこのご時世大勢で病院へは行けず。しかもその診療所にある建物の門番(イタリア人のお婆さん)は意地悪で関係者以外は敷地内にさえ入っては行けないといい、前回長男の検診の際、次男と共に地上階のある診療所前で待っていたら外に出ろと言われ、門の内側にいても「あなた私の言ってること理解出来ないの?」と言って追い出してきた強者だ。外国人だと強く出てくるイタリア人の年寄り(女性)というのがたまにいるがこんなところで出会うとは...本来次男は少し調子が悪くアポイントなしであったが、連れて行き長男の診察のついでに診てもらう予定だった。そこはイタリア人あるある後から診てくれると言うので、私は「ほら見たことか!」という態度で診療所へ入ったがその門番は私を無視。
ちなみにその地域はスリランカ人ばかりのお店の通りが一本あるが、ミラノでは比較的外国人の少ない地域だ。ツインズの保育園には外国人はロシア系の子が1人いるだけだそうだ。我が家の次男が行った保育園は80%が外国人だった。
話はずれたが、三男がママさんと診療所へ行っている間お散歩しようと言ってダブルのベビーカーで移動しようとすると、次男が大泣き。通りがかったスリランカ人のおじさんがあやしてくれた。お散歩、お散歩!無理矢理歩き出し小さな書店の前を通ろがかった。ウインドウに並んだ絵本を指差し家にもあるフクロウの本だね!と言って気をひく。その隣は玩具屋さんだった。お洒落なおもちゃがウインドウに並び、次男は「Entri!Entri!」と言って中に入りたがった。彼らにとっては魅力的な世界。
「次はどんなお店かなあ?」「お腹すいた?」と聞くと「merenda! merenda!」とおやつを要求された。じゃあパン屋さんでも行こうか?と言って診療所の目と鼻の先にあるパン屋さんへ行った。「buongiorno! Pane! Pane!」次男が勝手に1人で話す。小さなミルクパンを数個にブリックパックのジュースを購入。店先のベンチに座って食べさせていたらママさんたちが戻ってきた。
ところで次男が最近眼鏡をかけはじめ保育園にもかけて行っておりベビーカーで移動中眼鏡をかけているのは見ていたが、帰宅してレンズの片目がないことが発覚。帰宅しテーブルに投げるように眼鏡を置いたと言うから、家に落ちているのでは?と言ってた床中、それこそソファの下や本箱の下もライトをつけて探し、後で捨てるはずだったプラスチックの入ったゴミ袋も全部探したが、見つからず。
本人に聞いても「fuori! Fuori! (外)ブーン!」と投げるジェスチャー。ここでママさん発狂しなかっただけ救われた。しばらくしてからママさんは小児科までの道を探しに出かけたようだが、レンズは見つからず。私も仕事の帰り道、本来ルートではないが、本屋やおもちゃ屋、パン屋のあった通りを回ってみたが、やはり見つからず。
結局翌日、ママさんは新たなレンズをオーダーしてきたが、夕方保育園へ行ったら、おもちゃの箱からレンズが出てきたそうだ。(やっぱり…)
また、三男の小児科検診では、三男は背は小さいものの、決して痩せていないし、肥満でもないが、毎週確実に顔は丸くなってきているから問題ないと思ってみていたが、小児科のおばあちゃん先生に体重増加が平均より低いと指摘され要観察といわれたそうで、もうそこでママさんは神経質に。翌日から極端な離乳食が始まった。
私の認識としては、離乳食はゆっくり徐々に。はじめは一日に1匙ずつから始まるし、その後の授乳も重要で、子供の機嫌や健康状態を見ることが鉄則だ。しかし、既にお腹がすいて大泣きしているから、様子をみるべきなのに、その時点から何が何グラム、何が何グラム…と作り出し、しかもかなり大人もびっくりするほどの品目数で口に入ったままで、まだのみこめてないって!というのに、流し込むようにスプーンをいれ、大泣きする子に対し、発狂するママ。それ以上やったら虐待だって!
三男は私の腕で大泣きし、そのまま寝落ちてしまった。落ち込むママさんは、自分の子供の頃のベビーシッターに電話し、愚痴っていたようだが、反対に、自分も食べなかったでしょうが!と怒られたらしい。私も見るに見かねて「医者の言うことをすべて守る必要はないし、下手に神経質になると子供はわかりますから。」と言ってしまった!私なんぞ自慢じゃないが、我が子3人の離乳食は小児科の言われた通りのレシピなんぞ守ったことがない。我が家は日本人一家だから日本風に。瓶詰やインスタントを使うこともなく、かといって結構楽しみながら作ったものだ。親子カプセル状態で母親が神経ピリピリ…ということは大いに起き得ることだが、私はいるし、ご主人だってあれほど協力的な人はいないだろう。なぜそこまでピリピリするのだ…と思う。
ご主人は子供が嫌がることはするな。食べたい分だけ食べさせればいい、という方。まあそれもいくつまでそうすべきかは微妙だが、今の時点、乳幼児であればなおさらだとは思うが、私は貝になる~。
もう少し子供は余裕の目で見てあげた方が良いと思うが、ママさんは自分になにか劣等感があると追いつめられている気がしてしまうのだろうか?
子供は成長に合わせていろいろな悩みが出てくるものだが、今後、躾のこと、園生活でのこと、学習についてなどなどまた揉めるだろうなあ。
やたらハイテンションでマチェッロな毎日。だから太れない。爆 (おちはそこかっ!笑)