アンバラバ・チッチ・コッコ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 
アンバラバ チッチ コッコ…
 
イタリア語のスペルで書くとこうなる。

"Ambarabà ciccì coccò"...

 

良く子供たちが小さい頃歌を歌っていた。なにかのおまじないかと思っていたが、わらべうたのようで、その後、こう続く。

 

Ambarabà ciccì coccò  アンバラバ・チッチ・コッコ
tre civette sul comò   タンスの上の三羽のフクロウが
che facevano l’amore   愛し合っていた
con la figlia del dottore; 医者の娘と
il dottore si ammalò   医者は病気になった
ambarabà ciccì coccò!”   アンバラバ・チッチ・コッコ

 

リズム感とゴロのよい数え歌で、日本の「どれにしようかな?神様の言う通り…」みたいな感覚だろうか?

 

とはいえ、愛し合ったって交尾?!子供向けの詩にそん内容いいの?という気もするのだが…苦笑

 

 

ところで、三羽のフクロウといえば、今シッター先の子供たちのお気に入りのお話に、三羽のフクロウのひなのお話がある。

 

ある夜、目を覚ますと母親がいない。どうしよう!三兄弟のひなたちは、木の枝にとまり、母の帰りを待つ。しーんとした静かな夜の森。不安に揺れる心が抒情的に描かれている。

 

 

アンバラバ・チッチ…というと、どこにいてもツインズの次男はすかさず「コッコ!」と言ってくる。そのタイミングが絶妙で笑えるのだ。聞いてたんかい?!爆