ミラノ コロナの状況 〜 その26 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

ロンバルディア州のCovid4月29日状況:7,631人の新規症例と26人が死亡。陽性率は12.8%、現在コロナに陽性の人は59,522人。集中治療を受けている人は34人、前日より1人減少している。

 

...と書いて、確かに感染者数が減っているが、陽性率は4月5日の12.4%から微妙に上がっている。何をどう判断すべきか...先日フランスに行った際は、すでに外はもちろん、お店でもマスクをしている人はおらず、コロナとの共生を感じたものだった。

 

ところで、来る5月1日からコロナ対策に関する規則が変わる。

 

4月30日まで、イタリア国内全域において、公共交通機関、全ての屋内施設等ではマスク着用が義務付けられているが、義務ではなくなる。とはいえ、映画館、コンサートホール、劇場ホールなど屋内で開催される一般に公開されているイベントでは、FFP2マスクの使用が必須のままであるが、教会のミサなど、室内での活動はマスク着用が推奨されるものの、必ずしも絶対ではなくなる。

 

しかし、人との距離だけは保つよう指示されている。我がパロッキアでも先日の日曜日のミサから聖体拝領のため、列に並べるようになった。それまでは、司祭が聖体拝領希望者の元へ歩いて回ってきていたのだ。ミサ後の消毒はどうなるのだろう?しかし、お御堂の椅子の汚れを知ってしまったからには、やはり聖体拝領前の消毒はしておかないと気持ち悪いし、個人的には常に持ち歩き状態は変わらないだろう。

 

 

 平和の挨拶で握手できる日が来るのかな。

 

(画像はAvvenireより転載)