「何のために」ではなく、「誰のため」 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

「何のために、こんなことをしなければならないんだ」と思えて、仕事に身が入らない時には、その仕事を「誰のために」しているのかを思い出しましょう、とマザー・テレサはおっしゃる。

 

確かに、なんでこんなことをしなくてはならないのか?愚痴が出る事も多いが。

 

そんな時、喜んでくれる誰かの顔を思い浮かべれば、不思議と力が湧き上がってくる。自分のためにはできないことでも、愛する誰かのためにならできる。それが人間の不思議さ。

 

しかし、様々は考えもから、それを承認欲求が強いとか、他人のために生きることを生き甲斐とする人生は、 常に、困って助けを求めている人の存在を必要とする人生だという見方をする人もいる。

 

またボランティアというだけで、何か裏があるのでは?と疑う人さえいるのだから、悲しい世の中だと思う。

 

自分ができることを心を込めて誠実に行う。自分軸がしっかりしていれば、人のために自分が犠牲になると言うこともないし、そう言う発想もなくなる。


人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ。byアルフレッド•アドラー


誰かのために....それは必ず自分に戻ってくることだろう。