大晦日の夜は、家のベランダや街のあちこちで新年のカウントダウンを待ち、花火を上げるのはわかるのだが、この数日間の爆竹や大砲のような音は、どうも好きになれない。
爆竹はどちらかというと、中高生くらいの子供達によるものが多いのだが、近くで投げられると、ハラハラしてしまう。
器物損壊のニュースは後をたたず、本人の怪我は自業自得とはいえ毎年ニュースになってもお構いなしのようだ。
我が家のあるサンシーロ地区では、言い方は悪いが、ポポラーレと呼ばれる低所得者地域を通ると、アパートの敷地内やその近辺で子供達が爆竹で遊んでいるのを見かける。ついついなるべく近くは通りたくないと思ってしまう。野良猫が怖がっているようで、猫に餌をあげて回っている人が怒っていた。
この時期は、朝夕霧が出るのだが、そんな中での爆竹音は、年末の風物詩でありつつも、どうも好きになれない情景だ。
