いつも石畳の通りを自転車で走る時、怖いなあと思う。(見たままだが滑りやすく、平面ではない)しかもそういうところはトラムも走っており、線路のレールの溝に自転車の車輪がはまってしまったら危険!と思っていたが、やってしまった。
先週自転車のタイヤに空気を入れ、すいすい快適に走れていたが、石畳に入り、ガタンゴトンと体も揺れ動き、カゴのバッグが浮いた。あっここでいつぞやかチェーンを落としたんだわ!と思い出した。そして、新たなチェーンを買い、カゴに入れて走っていたら、また別の状態の悪い道路でチェーンが飛びおちて、自転車を止め、拾いに行こうとしたら、あとから来た車にチェーンが潰されてしまったことがあった。現在のチェーンはこの夏以降3本目。イタリアの道路の状態は最悪で、自転車の運転は本当に怖い。先日も濡れた石畳でバイクが転倒し、女性の運転手が救急車待ちしている横を通り過ぎた。怖っ!
前置きが長くなったが、実は昨日の朝、自転車通勤で、石畳のトラムの車輪の溝で滑って転倒。ついた両手両足は擦り傷ですんだけれど、勢いで頬骨を打ち、滑り込む形で最後はおでこをぶつけ、止まった。近くにいた人たちが走り寄り、自転車を道端に寄せ、荷物を取ってくれた。意識はもちろん、体はどこも問題ないと思ったので、ご心配なく、自分でできます、といって立った。
...が、右顔面が焼けつく感じがしたので、携帯電話のカメラで自分の顔を見て、びっくり!ハロウィン・パーティーこのまま出られるじゃん!苦笑
幸か不幸か救急病院の前だったので、自転車を止め、歩いて救急に行ったが、緊急度の一番低い「白」のコードで待てど暮らせど呼ばれず。あとから来た人たちは、なぜか隣の病院へ行くよう勧められていた。また、具合の悪い中高生くらいの女の子が来ていたが、母親の友人らしいドクターが出て来て、中へ入っていってしまった。それを見ていた人たちは、”Amicizia"(友情)ね...とぼそっと嫌味。
挙句の果てには職員同士が仕事のシフトの件で口喧嘩し始め、それがマイクで待合室に全部聞こえてくるのだ!「ここは救急病院ですよ!」と注意した患者に今度は逆ギレ。なんというレベルの低さよ...
結局2時間半待って救急病院を去り、薬局でアルニカジェルを購入したが、ホームドクターに指示を仰ぐように言われ、ダメ元で直ぐにホームドクターに電話したが、案の定本来11月9日まで予約がいっぱいだったが、無理やり割り込ませてもらった。念のため顔の右頬のCT検査をするそうだ。とほほ。
家の前にある病院で検査の予約に行くと、保険だと25ユーロだが早くて12月3日の予約。自費であれば、40ユーロ11月5日の予約。なんなんでしょうね?この差は...。それでも1週間は待たされる。しかし、あのまま救急に残っていたところで検査をしてくれたかどうかは疑問。
ホームドクターの女医さんは、この夏に代わったばかりの方で、今回が初対面であったが、同年代の方であった。彼女もこの夏に自転車で転倒。手首を骨折されたそうだ。自転車にはすぐに乗らないと怖くて乗れなくなるからね、と言われたが、昨日はそのまま自転車で帰宅したから大丈夫。恐怖心はなかったが、やはり石畳は慎重になる。今後、濡れた枯葉や凍結などは特に要注意だ。流石に今後は自転車通勤は辞めよう。昨日は家を出るのが遅れ、遅刻するかと思い急きょ自転車にしたのだ。一瞬どうしようかな!と思った時は、辞めておくべきだ。
長女に「5年後は60なんだからね!気をつけてよ。骨折したら治りづらいよ!」と釘を刺された。
とはいえ、イタリア人の友人に話したら、「ミラノ市を訴えろ!そんな道路を放置している市が悪い!」と。
2011年の私のブログには、「ミラノには道路に16.000の穴があるといわれている。」と書いてあった。今やネット検索すると自分のブログにヒットする!! 爆
また、「2015年のミラノ万博までにミラノ市内の4200本の道路に、もう一度新たにアスファルトを引き直す...」と記録されていた。
あれから10年。我が家の前の道路は穴が空き、雨降って更に大きく陥没。結局大きく掘り直して工事していたが、そんなところあちこちだ。自転車道路の工事もなかなか進んでいない。石畳のところほど自転車道が欲しいし、特に私が転んだところもそうだが、何十年も使われていないトラムの線路がそのままのところも多い。
それにしても、初段審査の後の事故で本当に良かった。とはいえ、試割りに、前後式の稽古では攻撃と受けがぶつかり合い、手首にあざが出来るのは、普通。私はあざだらけ。DVだと間違えられないようにしないと...とほほ。

