久々のイタリアのコロナウイルス関連記事の投稿
10月21日付のコロナ速報： 3,794件の新規症例と36人が死亡。
結局はウイルスとの共存。ワクチン接種率を高めることが重要なのだろう。
ところでイタリアは、10月15日から職場でもグリーンパスが義務化された。(2021年12月31日まで)違反者には最大１５００ユーロ（約１９万８０００円）の罰金、出勤停止、給与差し止めなどが科される。
ちょっと前まで偽のグリーンパスを売買する闇サイトがあり摘発されていたが、今度は、会社に病気の診断書を提出する人が続出で偽診断書（仮病）が増えているとか...。
グリーンパスがないと、結局は仕事があっても出勤出来ず、労働者は不当な欠席と見なされてしまうからだ。最大10日間（ただし懲戒処分なし）仕事を停止され、給与も停止されてしまう。（ただし解雇はできない）
INPS (全国社会保障機関)によると、グリーンパスが強制となった初日に送信された医師の証明書は、前週の金曜日の76,851に対し、9万4千通を超えたと言う。 18日月曜日に14.6％、19日火曜日に11.2％増加。
しかし、インプスでは、その証明書をチェックするスタッフも人手不足らしい。
イタリア各地でグリーンパス反対のデモが続いている。
