7月の切り花 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

もう、かれこれ30年以上前に勤めていた事務所では、所員の誕生日になると、トップの経営者から花束をプレゼントされるのが恒例だった。
 
年がら年中、誰かしらの誕生日イベントであるし、自分の誕生日は、朝から来るぞ、来るぞ、と構えていても、ふと忘れた瞬間、花束をもった大先生が現れ, その後にぞろぞろ所員がやってきて拍手をされる...というなんともいえない恥ずかしさと嬉しさの混じったサプライズイベントであった。
 
大抵はバラの花束なのだが、7月8月となるとバラが少なく、かといってお盆の花はちょっと...となると、それほど今以上に選択の余地はなく、大抵トルコ桔梗を頂くことが多かった。
 
 
 
トルコ桔梗の花言葉は、「優美」「すがすがしい美しさ」。

紫は「希望」。白は「思いやり」。ピンクは「優美」。

 

ところで、実家のベランダでは、現在朝顔と松葉菊がよく咲いているが、父の仏壇に飾るにはちょっといただけない。花は絶やさないが、毎回花屋での購入は、高くつくし、お盆の時期になり、いきなり値段が高くなった。

 
今日、穴場のスーパーで花を購入。1種類200円。3種類で500円というものだった。
 
この季節のリンドウやスカシユリ、カスミソウに似た紫色のブルーファンタジー。(リンドウは4本セット。ブルーファンタジーはこの3倍くらいの量)
 
 
リンドウは、竜胆と書き、天気の良い時だけ太陽に向かってまっすぐに開花するのだそうだ。くもりや雨、また夜には花を閉じてしまうということで、確かに閉じていた。リンドウの花言葉には、「勝利」「正義感」、そして、「あなたの悲しみに寄り添う」「寂しい愛情」という花言葉も存在している。
 
スカシユリは、イワユリ、ハマユリとも呼ばれるようで、オレンジ色で、中部地方より北の海岸や砂地、崖、岩場に自生しているのだそうだ。花言葉は、「注目を浴びる」「飾らぬ美」。花びらを大きく広げ、花の中が透けている姿にちなんで、「注目を浴びる」という花言葉が付けられたとされている。
 
紫色なのに、ブルーファンタジー。訳すと「青い幻想」。花言葉は「永遠」。花束にするのに、メインとしてもサブとして映えそうだ。
 
夏の花は比較的暑さに強いものが多いらしい。そのなかでも、特に、硬くて傷みにくいタイプの花が多いらしい。
 
そういえば、母方の祖母が育てていたアマリリスがあまりにも大きくなってしまったので、近所の花壇に植え替えたら野生化して開花していた。
 

花名のアマリリスは、古代ローマの詩人ウェルギリウスの『牧歌』に登場する美しい女羊飼いアマリリスの名前にちなんでいるという。花言葉は、「誇り」「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」。
 

「おしゃべり」は、アマリリスの花が横向きにつき、となりの花とおしゃべりをしているように見えるからなのだろう。

 

涼やかな花のある暮らしを楽しもう。