つくし | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


道端でつくしを見つけた。何十年ぶりのことだろう。
 
子供の頃の通学路には畑があり,水田になる前に群生していた。
 
つくしはトクサ科の多年草で、日本のトクサ類の中でも最も小さいと言われている。また、つくしとはこのスギナの胞子茎だ。成長すると元の形状からは想像もつかないような、緑色の杉に似た植物になるという。
 
「土」の「筆」と書いて「土筆」と読む。形が筆のように見えるからだろうか?また、語源としては、スギナに付いて出てくることから「付く子」、から「つくし」となった説が濃厚なのだそうだ。
 
つくしの花言葉は「向上心」。
まっすぐに伸びている姿からも、前向きさが伝わって来る。
 
静かにひっそりと生えているつくし。
 
元気をもらった。