最近子供達に思うこと。
成績云々よりも、最後まで諦めない心を持つこと。その辛抱強ささえあれば、物事にすぐ飽きすることなく、情熱を持ち、モチベーションを保ち続けられる...と確信を持った。
器用で要領のいい人ほど何でもすぐに上達できるだろうが、その反面、簡単であるが故にどれも中途半端に終わってしまうことがある。しかし、不器用で要領も悪いが、忍耐力がないと、やりきる以前に投げてしまいがち。達成感を一度でも味わえば変わるだろう...と期待しつつ、その経験もなければ、モチベーションが続かない。
じゃあ諦めない心を育てるにはどうすればいい?
諦めない心とは、困難な問題や課題にぶつかった時、決して逃げようとせず、言い訳もせず立ち向かい、何とか成し遂げようとする気持ちのこと。もちろん、結果として成功しなくても、粘り強い気持ちを持ち続けるかどうかが重要になることだろう。つまりポジティブ思考が大切。
そして、逃げない、言い訳をしない、成し遂げる、粘り強さ...それ以前に大切なのは、自分の状況に気づくか、気づかないか?が大きいだろう。そしてやるか、やらないか...できる、できないは、経験値にもよるだろう。
失敗してもいい。ただ、大切な何かに気づく人と気付かない人では、半年、1年で大きく差が出てしまう。思春期でうだうだしていれば、大きく差が開いてしまう。
『成功する人としない人の大きな違いは諦めるかどうかにある』byスティーブ・ジョブズ
そう、それ、それ。
人生、勝ち負けで評価したくないが、途中で諦めてしまえば、失敗に終わる。諦めずに努力し続ければ、とりあえず前に進むことだろう。
『まかぬ種は生えぬ、まいた種は必ず生える』
釈迦一代の教えの根幹である『因果の道理』をあらわしたことわざなのだが、頑張れば、必ずそれに応じた結果が現れる。もし今の種まきで結果が現れないなら、種まきを変えてみる必要もあるだろう。それを諦めてしまうと結果は出ない。どれも気づき次第。努力が無駄になることはない。