昨年シスターPが大腿骨の手術で入院中、お見舞いに出かけると、病院の婦長さんに同じ階に日本人男性が運ばれてきたのだけれど、話し相手になってあげて!と言われ、病室を訪ねたことがある。
すると、かれこれ15,6年前長女の補習校のクラスメートの父親だった。たしか1,2年生で退校してしまったし、話したこともなかったが、ミラノの何かしらのイベントでお見かけすることは数回あった。出張先でいきなり意識を失い入院。検査の結果ミラノに運ばれてきたのだが、奥様はドイツ人でドイツに帰国中であり、大学生の息子くんと二人暮らしで、病院にいる限りは問題ないのだが、仕事が止まってしまうのがね...と話された。そして、同室のイタリア人の男性が病名はわからないが、運ばれてきて、今まで家族と離れて過ごしたことがないらしく、精神面で不安定で夜中に何度も看護師を呼んでは部屋に電気をつけられ、騒がられ、もう寝不足でたまらない...といっていた。
そう、イタリア人男性って、子供の頃から、蝶よ!花よ!(の男の子版はなんという?)と溺愛され、結婚してもマンマのような奥さんだとずっと大切に大切に手をかけてくれるのだろうが、いざ病院で一人にされると、精神不安定になってしまうのだろう。奥さんに先立たれたどうするんだい?!
ところで、風邪が蔓延しているミラノだが、我が家ではトップバッターに長男が風邪をひいた。はじめは喉が痛いと言っていたが、発熱。身体中も痛くなったようだが、やたらうーうー唸る。「誰?」「どこ?」と次男が不思議がる。「大袈裟だなあ!」と大笑い。次男が発熱することなんて滅多にないが、子供の頃は具合が悪いとしょっちゅう、うーうー唸るか、ママ〜、ママ〜と叫んでいたことを思い出す。
長男はいくら体が痛いとはいえ熱は平熱。確かに大袈裟?とも思う。夫も父もそうだった。この世の終わりのごとく、息絶え絶え、はあ、熱だあ。だめだあ...バスタ...
男性が風邪などにかかった時、大袈裟に反応したり、症状を誇張することを揶揄して”man flu”マン・フルにかかったというようだ。そして、そういう男性を「ゲサ男」とも言う。苦笑
そういえば、昨年 医学誌『BMJ』(British Medical Journal)の特集に掲載された研究論文によると、男性と女性ではホルモンの違いによって、風邪やインフルエンザウイルスへの免疫力に差があると言う。つまり男性の方がインフルエンザや風邪のウイルスへの抵抗力が弱く、症状が重くなったり、死亡リスクが高くなる可能性があると言うことだった。
また人間だけでなく、異なる多くの種において、オスは外傷や感染から死に至りやすいことも指摘している。この結果、オスの免疫システムは、あまり発達していないと言えるのかもしれない。
逆に女性は生理をはじめ、体温の高温・低温期があったり、妊娠、出産などを経験するとさらに心身ともに強くなるのかもしれない。平熱くらいで寝てられないし、欧米に比べると、家族の役割分担も低い。そうなると女性に全てしわ寄せが来やすい。
最終的に、女性の方が心身ともに強いってことなんだろう!苦笑
http://www.qlifepro.com/news/20171225/why-men-are-weak-to-the-symptoms-of-a-cold.html
https://womenshealth-jp.com/a-man-flu-study-20180405/
