謹賀新年 2019 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

新年明けましておめでとうございます。

 

大晦日は毎年恒例、友人宅に集い、JSTVでNHK紅白歌合戦を見ながら新年を迎える。毒舌を語りながらよく食べ、よく飲み、よく笑い、大トリ後のサザンの曲を大熱唱。

 

ところで、今年も毎年元旦恒例である初ミサをサンタンブロージオにてあずかってきた。毎年12:15からのミサ。

 

早く着くと、お御堂はガラガラで、オルガンが奏でられていた。

 
 
サンタンブロージオ近辺といえば、2014年から始まった地下鉄”M4”(エンメクアトロ)のため、あちこちの道路が封鎖され、迂回しなければならないが、教会前の広場までもネットがかかっているではないか!教会入り口の看板を読むと、なんと工事中に140体以上もの殉教者?の白骨遺体が発見されたという。調べによれば多分14世紀のもので、142体が大人のもので、12体が子供のものらしい。また、目と鼻の先でもあるサンヴィットーレ通りでも4世紀の皇帝の霊廟が発見されたという。ミラノやローマは掘り起こせばまだまだ色々と出てきてしまうから、すごい街だ!何れにしても、M4工事は年内に終了予定。さあ、どうなるだろうか?
 
 
ところで、今日の第一朗読は、旧約聖書、民数記6:22-27。
 

6:22主はまたモーセに言われた、 6:23「アロンとその子たちに言いなさい、『あなたがたはイスラエルの人々を祝福してこのように言わなければならない。6:24願わくは主があなたを祝福し、あなたを守られるように。6:25願わくは主がみ顔をもってあなたを照し、あなたを恵まれるように。6:26願わくは主がみ顔をあなたに向け、あなたに平安を賜わるように」

6:27こうして彼らがイスラエルの人々のために、わたしの名を唱えるならば、わたしは彼らを祝福するであろう」。

 

主任司祭は、この祈りは、子供や大事な人の為にも引用して祈ってください、と言われた。また、過ぎた日々に感謝し、常に自分に課せられた意味や使命を意識すること、そしてまた新たな年に際し、平和の恵みと一致を促すよう勇気と信頼を持つよう勧められた。

 

その後、これから1年間守ってくれるという守護聖人の御絵をいただいた。

 

 「よきすすめの聖母」

 

「よきすすめの聖母」は「聖母マリア」の数ある名称の一つである。カトリックはマリア崇敬(”崇拝”ではなく、神への祈りへの仲介への取次を願うこと)をするが、マリアの生涯を通して神から示された神の恵みをたたえ、マリアを模範にし生きる。

 

「神の母マリア」の祝日に際し、神の母の姿を観想しつつ、この新しい年に私達を守り、寄り添い、御子の平和を私達の心と世界にもたらしてくださるよう祈った。

 

 

 

https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2019-01/angelus-20190101-maria-ssma-madre-di-dio.html

「謹賀新年2018」

https://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12341028873.html