嗚呼、イタリア | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

一ヶ月ちょっとの日本滞在から、現実の世界へ戻った。

 
帰りの機内の中で、ミラノのマルペンサ空港へ着陸態勢に入ると、イタリア人の子供が、「チャオ、イターリア〜!!」と叫んでいた。
 
"ciao"って気分じゃないなあ。"oh!!"でもない。現実に戻される嘆きの「嗚呼」だなあと一人思い、苦笑した。
 
空港では、荷物が全く出て来ない! レーンは3便分一緒。ひと、ヒト、人。せっかくいい場所で待っていたのに、イタリア人、南米人が入り込んで来て、端に追いやられる。しかもカートは有料!
 
 
修理途中なのか?荷物受け取りレーンのコンクリの柱の脇は板が載せられただけ。駐車場では、一方通行なのに向かって入ってくる車あり。OMG! 嗚呼、ここはイタリア、ため息一つ。
 
また、高速を出て、そろそろサン・シーロが見えてくる場所で、新聞のミラノ版で叩かれていた危険な橋の下を通ると、補強すべきところはいまだに板が挟まれていた。
 
 
そうだ、出発前に陥没した、家の前の穴はどうなっているのだろう?と、ここまで来ると面白おかしく想像するしかないのだが、案の定、工事は止まったまま。爆
 
 
アスファルトの下は、かなり空洞らしい。
 
帰宅直後、何もないので外食。
 
 
半分しか食べられず。
 
とりあえず自分のスーツケースの荷を解き、外に置いておいた植木をバルコニーに入れ、おやすみなさい。あとの片付けは、明日!