コクリコ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

6月の季語を調べていたら、10日あたりは、「走り梅雨、紫陽花、噴水、サボテン、毛虫、青葉寒、時の日、実梅、祭、蛍袋、コクリコ、梯梧、夏野菜、冷麦」と出てきた。

 

コクリコと梯梧というのがわからなかった。ググったら(笑)梯梧(デイゴ)というのは、見たことも聞いたこともなかった。そしてコクリコというのは、ジブリ?と思ったがポピーなんだあ!と初めて知った。

 

コクリコ、ひなげし、ポピー、虞美人草。どれも結びつかなかった。

 

🎶おっかのうえ〜、ひっなげしのは〜なで〜。

うっらなうの〜あっのひとの、こっころ〜。

 

あれって花占いだったんだ!と今更思う。好き嫌い、来る来ない、子供のころ、ヒナギクでよく花占いをしたものだ。誰と?それは全く記憶にない。

 

ヒナゲシは、薄い花びらを風に揺らす姿がかわいらしいポピーの仲間。あの花びらがアンダリアをひろげたような薄い繊細さがあり、オレンジ色のポピーが好きで、よく小学生のころ、学校に持っていったものだ。開花は非常に嬉しいのだが、自分で持っていきながら、おちた蕾が毛虫のようで、虫嫌いの私は毎回大きなリアクションで驚いたもの。苦笑

 

花言葉は、別れの悲しみ、心の平安、休息、七色の恋、乙女らしさ。

ポピーなどケシ科の植物には、悲しい花言葉がよく付けられているのだそうだ。ちなみにヨーロッパで見かける花は皆真っ赤。

 

ああ皐月ふらんすの野は火の色す君もコクリコわれもコクリコ   與謝野晶子

 

ちなみにフランスの国旗の赤を表す花のようで、またイギリスでは第一次世界大戦における犠牲の象徴とか。とはいえ、風に揺れる姿がかわいらしく、どこか儚げで心惹かれてしまう花。