英語の言い回しに”use it or lose it"というのがある。「英語を使わないと忘れてしまう」も"use it or lose it"だし、筋肉,能力,知識などを「使わないとだめになる」という言い方も同じ。
余談だが、若い頃、英会話習得にお金をかけ、友人や職場にも英語を話す人は多く、実際仕事の文書は半分が英語だったにもかかわらず,使うことがなくなったらすっかり英語が出てこなくなってしまった。30年前のホームステイ先の母親にスカイプで話そうよと言われた時は,思わず「無理」といってしまったくらいだ。苦笑 最近も30年前のルームメイトから現在住んでいるシカゴのご近所さんが今度ミラノにいくので、アテンドして欲しいといわれ,今からどうしよう?と緊張している。英語を話そうとするとどうしてもイタリア語とちゃんぽんになってしまう。それじゃ、イタリア人じゃないか!爆
冗談はさておき、上記英語の言い回し,直訳すれば「使わなければ衰える」。年末から3ヶ月,空手の稽古を休んでいたら筋肉が落ちてしまった。特に1週間近く風邪で寝込んでいたら、一気に筋力がおちて、近所を歩くだけでもしんどかった。なので、年をとるだけでも筋力がおちるのに、入院していた父の足は、もうよろよろ状態。当初,つける予定だった家庭内用の捕まり棒の数以上に,装備しないと狭い家の中とはいえ、移動が難しくなってしまった。
そして、筋肉の衰えの恐ろしさは、生理機能をも衰えさせてしまう、ということ。
手足の筋力の衰えは,「骨」の衰え、胃や腸の消化機能、心臓などの循環機能、肺などの呼吸機能、腎臓肝臓などの解毒拝毒機能も衰えていくということ。
運動不足は緩慢な自殺である
これは沖ヨガの創始者である沖正弘氏の教え。
上記同様、筋力の衰えこそが、脳の衰えにつながり、生命力そのものの衰えにつながる。
ちなみに、加齢と共に一番早く衰える筋肉は下肢(前ももに位置する大腿四頭筋)。これは身をもって経験している。怪我をする直前までバドミントンをプレーしていたが、何が問題って下半身が付いていかないこと。足が出ずにまず声が出る。爆
それにしても、日本のCMを見ていると,やたら若さというと、肌のしみや小じわ、ほうれい線などのない外見ばかりを強調しているが、長い人生,一番大事なのは「動ける」体であると、父をみていてしみじみ思う。動かないと、加齢とともに筋肉はどんどん衰える。特に、大腿四頭筋の筋量や筋力は、外見よりもよっぽど若さのバロメーターと言えよう。
9年前,92歳でお亡くなりになられた女優の森光子さんは毎日欠かさず150回(朝75回,夕75回)スクワットをされていたという。現在84歳の黒柳徹子さんは毎晩スクワット50回。私は30回じゃ少なすぎるか?爆
筋肉量の衰えは、即、生命力の衰え。
覚えておこう。