昨日、月心会イタリア本部にて、先月に続きまた黒帯が誕生した。が、イタリア本部開設10年にして初の女性黒帯保持者。
彼女は、お嬢さんと入門し7年半。本来ならもっと早く黒帯になっていたのではないかと思うが、お嬢さんの昇級に常に合わせていたようだ。私だったら、お先に失礼!と言って勝手に喜んで先に進んでしまうことだろう。(とはいえ、今回の怪我で一歩遅れをとってしまったが、先はわからないぞ!といまだに子供達に言っている私。どんだけ負けず嫌い?!爆)
結局彼女が先に黒帯になったわけだが、お嬢さんに「ママに追いつくよう頑張らないとね!」と背中を叩くと「はーい」と笑っていた。
実は、彼女とはマタニティヨガ時代から一緒で、我が家の次男とは4ヶ月弱違い。同じ病院に通っていたこともあり、お嬢さん誕生の時は、真っ先に病院に会いに行った。
聖書の会でも一緒。お子さんがカテキズモを学ぶけれど、彼女は信者ではないので、知識として学んでおきたいと言って通い始めそれからかなり長い間通っておられる。
そんな彼女を見ると「継続は力なり」とつくづく思う。長く継続出来る事は、それ自体能力であり、またその人そのものである、と思う。
継続は力なり
実は、この言葉は、空手家大山倍達の言葉。反復、継続する事で力をつける事だが、簡単そうで最も難しい事。
何事もその取り組み方(時間や真剣さ)がそのまま結果として現れる。コツコツ積み重ねることが大切。それは決してごまかすことのできない事。
慎重で、それでいて安定している彼女の昇段審査の演武を見て思った。
継続は力なり
また、今朝嬉しいニュースがあった。私が入会する以前に門下生であった友人のお子さんは、すでに帰国し3,4年が過ぎているが大学生になる今、また空手をやりたいと言って、他流派を探していたら、なんと月心会を近所に発見したという。早速体験に出かけてきたそうだ。きっと再入会されることだろう。
そして、私もいよいよ今週末から復帰。ペースは一気に落ちると思うが、長く続けられる空手にしたい。
己を見つめ、己を正し、己を磨くものである。人を倒すものではなく、人を愛し、己に打ち勝つものである。外面的な強さやキレは以前のように追求できないかもしれない。けれど内面的な強さを磨ければ、と思う。
