南仏は、なんだかんだ3,40回以上訪れているが,芸術や伝統工芸、自然、偉人などをテーマにした大小様々な美術館や博物館、資料館が目白押しなのに、意外に行っていないんだな。
シャガールにマティス、ジャンコクトーにピカソ、ゴッホ、セザンヌ、ルノアール.....。ピカソ美術館は常に修復中で修復されてからは行きたい気も失せてしまった。笑 シャガールは色は綺麗だが,宗教画のインパクト強すぎて、船酔いどころか美術館酔いしてしまったくらいだ。笑
長女のリクエストでピカソ美術館へ行こうとしたら、今日はお休み。ということで、急遽ルノワール美術館へ出かけてきた。
リューマチに苦しめられていたルノワールは温暖な気候を求めて1903年にカーニュにやって来ました。当初は現在は市役所となっている建物に滞在し、1908年、町のはずれの丘レ・コレットに、後にルノワール美術館となるヴィラを建てました。そして病に苦しめられながらも精力的に作品を産み出していったのです。アトリエにはキャンバス、絵筆、車椅子が当時のまま残され、その他夫婦の寝室、子供たちの部屋など、まるでルノワールがいつ戻ってきてもいいかのように保存されている。
以前、ピーターメイル氏著書「南仏プロヴァンスの12ヶ月」を持っていた。南仏は憧れの地。
別れるの?別れないの?というブラビとアンジェリーナ・ジョリーが南仏プロヴァンスのシャトー・ミラヴァルを60億円で買い取って別荘とし、結婚式を挙げたのもこの地。彼らが所有する葡萄畑で採れた葡萄で作られたワイン、シャトー・ミラヴァル・コート・ド・プロヴァンス・ロゼは一躍有名になったほどだ。
輝く太陽、紺碧の海、色彩豊かな街並み、そして美味しいロゼワイン...。なぜ芸術家たちが南仏を愛するか、納得しない人はいないことだろう。















