Hey Siri | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
 

弟がボーナスが出たと言って、両親にiPadをプレゼントした。以前も小さなタブレットとポータブルWi-Fiをプレゼントしたが、いらないと言って返したくらい、電気機器に興味がないのか、新しいものを覚える気がないのか? ありがとうと受け取らない頑固なところが父にあり、母もわからないし、と戸惑う。

 
今回、実家のインターネットのモデムをを無線LANルーターに変えた。インターネットなんて使ってないし、契約を切るとはじめは言っていたようだ。確かに定期的に「おじいちゃんです」から始まると定期的な状況報告的なメールもピタッと来なくなった。
 
Skypeで話していた時期もあったが、いつPCの前にいるかもわからず母の携帯にメールしてからskypeをつないでもらう、というようなこともしていたが、今度は、どの部屋にいてもWi-Fiだし、このipadがあれば、LINEで無料で話せるんだよ、というと、父は、ふんっといった感じだったが、母は興味津々。
 
まずは、タブレットになれることが大事。子供たちが順番に母を教育!?笑 地図をつかったり、youtubeを見せたり、画面に触れさせることから教えていっているようだった。
 
夜、テーブルを囲んで、母と子供たちがげらげらわらっていたので、のぞいていたら、Siri(音声アシスタント)と会話しているところだった。
 
母:  明日のおかずは何ですか?
すると、GPSから場所を探知し実家近所のレストランやスーパーが表示されたという。「それ、おかずとは違うんじゃないの?」と私がいうと、
 
母: おかず何がいい?野菜もあるし、豚肉にあるんだけど...
と今度は、独り言か友達に話しかけるような話し方。
 
Siri: おっしゃることがわかりません。
母:あらそう?じゃあいいわ。
Siri: 冷たいことを言わないでください。
 
それから、母の独り言やら文句がつづき、
Siri: ではおやすみなさいと言ってください。
 
早く終了しろってこと?と皆で大笑い。
 
とにかく、機械なのに返事が面白すぎるのだ。
 
私: あなたは誰?
Siri: あなたのつつましいバーチャルアシスタントです。
私:どこに住んでいるのですか?
Siri: (GPSの場所を言う。)
 
インフォメーションセンターのように、何か問い合わせるだけでなく、一人寂しいとき、または笑いたい時に、話しかけるのにも重宝しそうだ。
 
完全におもちゃじゃん!