今が旬 〜 コールラビ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで31年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今朝、メルカートで友人に勧められて買ってみた野菜。

 

 

あれっ、もしかして、昨年すでにブログに書いた?と思って、自分で自分のブログを検索してみたら、やはり書いていた。あちゃ〜。爆

 

その名もCavolo rapaだった。カーヴォロ•ラーパ。 キャベツ蕪?

コールラビとは、語源はドイツ語で、キャベツの意味のkohlとカブ B. rapaの意味のrabi。和名はカブカンラン(蕪甘藍)、キュウケイカンラン(球茎甘藍)、カブタマナ(蕪玉菜)。いずれも Kohlrabi の直訳で甘藍、玉菜=キャベツだというが、友人は生姜と共に漬物にすると美味しいと教えてくれた。

 

見た目は変形カブだが、味的には、食感が蕪のような大根のようで、味的にはブロッコリーかキャベツのイメージ。栄養成分及びバランスはキャベツのそれと似ているという。また、生の状態はシャキシャキとした食感を、炒め物はコリっとした食感、そして煮物では大根のように出汁を吸ってとろっとした感覚を...1個で3度美味しい!爆

 そして、抗酸化作用による老化防止やコラーゲンの生成に欠かせないビタミンCを多く含み、また茹でても栄養成分は流出しにくいそうで、炒め物や茹で野菜など加熱調理しても良いし、もちろん生でも頂けるそうだ。ちなみに、バングラデッシュ人の屋台では、「ジャガイモみたいに調理する」と言っていた。

 

収穫時期は、初夏と晩秋。けれど、大きく成長すぎると固くなり、中にスが出来やすくなりその後どんどん木質化が進むという。選ぶときは直径6-10センチ程度で持ったとき、ずっしり重さを感じるものが良いよう。

 

イタリア料理のレシピを見ていると、サラダにするか、タルトにするのが多いようだったが、日本のレシピを見ていると、中華風が意外に多かっただろうか?とはいえ、やはり夏なので、浅漬け、柚子胡椒が効いたポタージュというのもちょっと気になる...

https://cookpad.com/recipe/835907

https://cookpad.com/recipe/2397596

 

それにしても、外見がエイリアン的な野菜。映画『トイ・ストーリー』シリーズに登場するキャラクター、「リトルグリーンメン」に似て見えるのは、気のせい?

 

 

http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12096981659.html