招かれざる客 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

考えてみれば、今年は朝顔を植えなかった。というのが、本来種まきの時期をすっかり忘れていたのだ。毎年見事に咲いてくれるので、後になると忘れてしまうが、毎年コナガの被害に悩まされていた。

 

はじめは黄緑色の青虫だったので、「あっはらぺこ青虫だ。蝶の幼虫か?」と喜んでいたが、毎朝ケシの実のような黒い粒子が大量にテラスにあり、それが幼虫の糞であり、蝶ではなく蛾の幼虫だと判明。ガーン。

 

あれよ、あれよと言う内に、朝顔の葉は食い尽くされ、ひどいものは葉脈のみが残るほど。そして、ついに糸を巻いた蛹を発見。可哀想かもしれないが、葉ごと処分。とにかく、葉に虫がいれば、その時点で、「あ~ばよ~」ポンっと外に捨ててしまっていた。

 

ところで、最近小さな蛾をよく家の中で見かけているので、どこかでわいているのか?とギョッとした。

 

ある時、毎年朝顔を置いている場所とは別のテラスに洗濯物を干していたら、アパートの敷地のものだが、バラが何本も我が家のテラス越しに伸びているのだが、あれっ???じっと見ると、葉に青虫が...???テラスの柵の外側を見ると、またまたケシの実調の粒子がいっぱい。奴らか...やっと蛾の正体が分かったぞ。しかも、よーく見ると、バラの葉がほとんど食いつぶされているではないか???NOoooooooooooooo!!!!

 

 

シャベルでバラの枝を強めに叩くと、シャラン、の青虫が大量に落ちるじゃないの?ゲゲゲ。もちろん、丸くなって必死に葉につかまっているものもいる。私も必死になって、葉をチェック。可哀想に、見事に葉が食いつぶされている。数年ん前はベタベタになったり、うどん粉病になることもあったが、こんなにコナガにやられたのは、私の記憶の中では初めてのような気がする。

 

ちなみに、我が家のプランタはゼラニウムにマツバギク、そしてネギが植えられている。どれもコナガは好まない香りのようなので、直接的な被害はないが、アパートの敷地内のバラはテラスの柵の向こうとこちら側だけの問題で私が目で楽しませてもらっているので、我が家の仲間とみても過言ではないだろう。

 

コナガを駆除しないで放置しておくと、葉がやられるだけでなく、その後の木や株の成長が止まってしまうようだ。これが野菜だったら、生産者さんはたまったもんじゃない。

 

しかも、やつらは夜間に成虫が飛んで産卵をするそうで、発生を事前に察知することは困難。卵の時点で発見できればいいが、それもなかなか難しい。

 

今年は大量に発生したように思われる。アパートの管理会社が、庭師の手配などをしているが、忠告しておくべきか。

 

いやいや、自然の成り行きとはいえ、美しい花が食いつぶされるのは見ていてたまらない。