パパ様ツイッター ~ 8月分 その① | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



8月2日
Il segreto della gioia: non spegnere la curiosità bella, ma mettersi in gioco, perché la vita non va chiusa in un cassetto.
喜びの秘密。それは、美しい好奇心を消さないこと。しかし遊び心は必要です。なぜなら人生は引き出しにしまえないからです。

8月4日
Il perdono di Dio non conosce limiti...Dio guarda al cuore che chiede di essere perdonato. 
神の赦しは限界がありません。神は、赦しを求める心を心に留めてくださいます。

8月5日
Auguri agli atleti di ‪#‎Rio2016‬! Siate sempre messaggeri di fraternità e di genuino spirito sportivo.
リオオリンピックの選手たちの幸運を祈ります。あなた方は常に、兄弟愛と真のスポーツ精神のメッセンジャーです。

8月7日
Ai gesti di odio e distruzione, opponiamo gesti di bontà. Viviamo in società con diverse culture e religioni, ma siamo fratelli.
憎しみと破壊に対して、善をもって立ち向かいましょう。私達は、異なった文化や宗教の中に暮らしていますが、兄弟であり姉妹です。

8月8日
Quando in una famiglia c’è il dialogo, le tensioni si risolvono bene.
家庭の中に対話があれば、緊張は簡単に解けるものです

8月9日
Chiediamo che vengano rispettati i popoli indigeni, minacciati nella loro identità e nella loro stessa esistenza.
先住民の人々が尊重されるよう、皆さんにお願いします。彼らのアイデンティティーや存在そのものすらが脅かされているのです。

Una società con culture diverse deve cercare l’unità nel rispetto.
多文化社会は、尊重のうちに一致せねばなりません。

Nella Confessione incontriamo l’abbraccio misericordioso del Padre. Il suo amore ci perdona sempre.
赦しの秘蹟において、父の慈しみ深い抱擁に体験します。彼の愛は私たちを常に赦してくださいます。

8月13日
Che la gente veda nella nostra vita il Vangelo: un amore generoso e fedele a Cristo e ai fratelli.
人々が暮らしの中で福音を見ることができますように。それは、キリストと兄弟に対する寛大で忠実な愛です。

8月14日
Chiediamo a Maria, nostra Madre, di aiutarci a pregare con cuore umile.
私たちの母である聖母マリアに謙遜な心を持ってお祈りしていただくよう願いましょう。

8月15日
Vi affido alla materna premura della nostra Madre, che vive nella gloria di Dio e sempre accompagna il nostro cammino.
聖母の母なる護りに皆さんを委ねます。聖母は神の栄光のうちに生き、私たちの旅路に常に共にいてくださいます。

PapaFrancesco@Pontefix_it


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相変わらずシリアの紛争は続いている。パパ様は、多くの子供を含む無実の人々が、この紛争の代償を払わなくてはならないことは,受け入れがたいことだと一般謁見で訴えられた。

それは、人々の無関心、権力者たちの平和に対する意思の欠如の代償だとおっしゃる。

また、パパ様はシリアの難民家族21人をサンタマルタに招待された。昼食会では、彼らが直面した厳しく辛い体験と始まったばかりのイタリアでの生活がテーマとなったという。そして、子供たちはパパ様に、自分たちが描いたさまざまな絵をまとめて送られたという。

また、パパ様も子供たちにおもちゃをプレゼントしたという。

ところで、以前,衣服をシリア難民の施設に持っていっていたが,ある時,行くと誰もいなくなっていった。探しに探し、彼らが近隣住民による署名によって地域を追い出されたことがわかった。移動先をつきとめ、再び衣服を持ち込んでいたが、この夏そのセンターも閉鎖され、難民たちはどこかへ移動されたことをネットで知った。どういう理由か...

受け入れ先の現状も何かと厳しい。難民たちがどこへ行き着き,安心して暮らしていけるのだろうか。私も出来ることはしているが、もっと身近な問題になればどう感じ、対処できるかその自信はない。相手に立場になるということは、本当に難しい。