努力あるのみ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。


目標を設定して、努力するのは嫌いじゃない。
中学生のころ、下敷きの裏に、「努力と忍耐」「天才は有限努力は無限」などとよく書いたものだ。

ところで、今週末復活祭があるので、学校をはじめ、空手の稽古も休みに入った。
そして、休暇明け、あれよあれよと言う間に、空手のイタリア本部の大会があるので、精神的にちょっと緊張し始めて来た。

春と秋に大会が催されるが、昨年は4月末に行われた。その直前に入会したので見学だけだっだが、今年はいろいろな理由で大会が4月の初めになってしまったから、さあ大変。

秋は、帯の色別に戦い、春は年齢別。とはいえ、2000年生まれを境に分けられるので、長男さえも大人組。白帯保持者は参加できないが、水色帯と茶色帯が対戦する可能性も出てくる。

まあ私としてみれば、空手を始めてまだ1年未満。まだ紺帯だし、勝ち負け関係なしに、ベストを尽くせればいいと思っているが、帯の色が上の人ほど、そう悠長なことは言っていられないだろう。師範曰く、紫, 茶色帯と水色、紺色帯とでは技術的に雲泥の差があるはずだけれど、実際は上級者だからといって完璧な型を打てていないものもいるし、初級者であってもきちんと打てるものもいて、その二人が戦えば上級者が負ける可能性もあるのだから、今回の戦いは帯が上になればなるほど怖いものなのだとおっしゃる。

確かに、初級でも違う流派で黒帯までいったような人は、技の正確さをはじめ、スピード、そして力強さが違う。

今の時点で、50名以上の門下生がエントリーしているそうだ。私は個人型と次男とペア型に参加。前回は長男と次男のペア型で参加したが、あまりにも喧嘩が絶えないので、申込用紙に記入したが、急遽キャンセル。「僕ママとやりたいよ」と次男。え...次男とも何かにつけて喧嘩をするし、嫌だなあと思ったが、まあ参加することに意義がある。やってみるか?と申し込んでみた。先週初めて練習をしたが、まあ横から「ママ、下手。」「ママ、遅い」などと文句を言ってくるから頭にくるのなんのって!

師範曰く、大会は、何か大事な予定が入っていない限りはなるべく参加するように、ということだった。やはり勝ち負けに関係なく、参加することで、緊張感が高まり、本来とは違う自分が発揮できるかもしれないとおっしゃる。出場を決意したことで、いきなり伸びる門下生もいるという。当日は緊張したり、思うような型が打てないこともあるかもしれない。けれど、何事も、普段の力を発揮するためには、そういう場に慣れていくことも大切だと主張された。参加しないイタリア人が意外に多く、前回驚いたが、イタリア人はプライドが高いというか、格好つけたがり屋で、逆に人前で負けるのを見せたくないから参加したくないのか?それでも今回は、大人のイタリア人の参 加も多いので、どういう結果になるか楽しみだ。

我が家は現在紺帯。級にして8級。まだまだ初心者だ。予選型、自由型があるが、まずその時点で出せる型の数に選択がないということ。なので、できるものを正確に打てるよう努力してぶつけるしかない。ただ、苦手な動きの部分を、意識して練習すればするほど、変だなあ、という気がしてきて、止まってしまうことが多くなってきてしまった。どこにいても、鏡やガラスの前に立つと自然に構えてしまう。半前屈、前屈、四股。半前屈、前屈、四股。もう、それは呪文のように、駅のホームで地下鉄やバスを待っていても、足腰が動いてしまう。ゴルフのスイングの練習をしているおっさんと同類項かい?!苦笑

大会まで残すこところ2週間半。とはいえ、復活祭休みのため、出られる稽古に全部でたところであと6回。緊張する~!深呼吸して冷静に己を見つめ、なによりも精神的に、おごり高ぶらないようにしないといけない。空手道にも生き方が表れる。

地道な努力。努力あるのみ、だ。


師範のブログ
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