いじめ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先日、子供の自殺は9月1日が最多。夏・春休みの終わりに集中すると新聞で読んだ。 ( http://www.asahi.com/articles/ASH8B5GJPH8BULOB018.html ) 自殺の原因は、1位は「学業不振」というが、原因4位の「友人との不和」には、恐らくいじめも含まれていることだろう。
( http://www.nikkei.com/article/DGXMZO79950870Q4A121C1000000/ )

「LINEいじめ」という言葉をこの夏何度も耳にした。昔からいじめや仲間はずれはあったけれど、LINEいじめだなんて、陰険だな、と思う。学校や職場を出ても時間かまわず続くのだろう。 裏グループってなものも存在するらしい。人間小っちゃいわ。 

誰しも、人に対して、好き嫌い、特に嫌いではなくても、「苦手」という人は誰でも存在するかもしれないが、その感情をどう抑えるかが肝心。意識していなくても、潜在的にある優越感や劣等感がむき出しになって、自分の鎧として自分を庇護したり、他人を攻撃したりする。最終的には「我欲」。「エゴ」なんだねえ。人をつぶして面白いのか。

どんなに、財産や地位があろうとも、どんなに容姿がよくって頭がよかろうと、「エゴ」の強い人間は醜い。

心の優しさ、豊かさ、そして心の大きさ... 人の良いところをみていけば、もっと人間関係がよくなり「平和」の一歩もふめるはずなのに。また、いじめを予防する対策の一つとして、「いじめに強い人間」、「人をいじめない人間」を育てる必要もあると思う。人格形成の時期(特に理性が目覚める幼児期あたり)が特に重要な気がする。

現実の人間は、内に矛盾と弱さを抱えている。でも何故かそれを認めたくない複雑さも持っている。

神は真実な方です。あなた方を耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。(1コリント10:13)

いまでこそ、 すぐに吠える私だけれど、子供や若い頃、嫌な目にあった時は、ただただ無視、それに徹していた。同じ土俵には決して立たない。

一人で悩まないで。また、逆に、家族や隣人のいじめやトラブル、悩みを抱える人に気づいたら手を差し伸べられる人間でいたいもの。