次男の学校で3回にわたる性教育のクラスが終了し、保護者向けの結果報告会が開かれた。
前回は生徒27名中12名の保護者が出席。結果報告の方は14名が参加。まあ上出来なほうか?担当した心理学者と小児科医によるパワーポイントを利用したプレゼンさながらの報告会。苦笑
テーマは、体•心•知識•精神。
思春期に入る児童生徒において「感情」とは何?どう役立つの?どう表現する?という話から始まったという。そして、大人になるとはどういうことなのだろうか?と。
子供達に見せたというカップルの映像を、保護者にも見せながら、子供達の反応が紹介された。
男女が一緒に座っている風景。抱き合っている風景。そして家???それが第1回目。好き、という感情。親離れ。独り暮らし(または同居)、親とは別の旅行、結婚。そんな反応が出たそうだ。
2回目になってから、男子、女子の体の違い、役割について。
体の仕組みや機能と発達を説明し、随時質問を受けたようだが、わかりやすく色分けした部分が、そんな色をしているの?と逆に興味を持つ子もいたとか。そういえば、パンパースのCMでこれで尿を吸収するということを見せるため、よく水色の水が注がられるが、うちの子は水色のおしっこはしない、と真剣に小児科医に聞いてくる母親もいるとか。素直すぎるというか、無知というか、それも恐ろしい。
また、DNAや染色体の話もしたようだが、それは男子の多くが興味を示していたという。
3回目はやはり妊娠、出産。
次男はこの教育期間に一度、私にciclo(チクロ、周期という意味)って何?と聞いてきたことがある。それと、妊娠中はタバコは赤ちゃんを酸欠状態にさせちゃうんでしょ?と聞いてきた。これは、知識として知っておくべきだ。
児童心理の側面から性の関心をいかに導くか、親は触れたくない話題だが、だからと言って、学校に任せても年相応というか、必要以上に知って欲しくないという気持ちもある。
クラスメートの中には、まだ携帯電話を持っている子は少ないはずだが、親の携帯電話を利用して、勝手に自分たちでwhat'sUpのグループを作っていたということも、最近知った。そういう意味では、まだ次男は遅れているようだが、クラスの女子ほぼ全員と数人の男子がメッセージやら画像を送りあい、自分の上半身の裸の画像を送っている男もいたというから驚いた。
性的成熟とそれに伴う心理的変化と教育との関わり合い。3番目はいつまでも子供と思っていたが、まわりはそうなんだ...とちょっと驚いた。
家の中では、未だ真っ裸で平気でふらふらしているが、先日友人と一緒に一泊旅行に行き、友人と次男が一緒の部屋になった時、彼女が着替えようとしたら慌てて、タンスの中に隠れたという。意外なリアクションだった。彼も成長しているんだねえ。笑
今後、公立の中学に進むが、そこで再び性教育が行われるかどうかはどうも校長次第のようだ。
「性教育」は「命の教育」。
はじめ人間ギャートルズは性教育どうしていたんだろうなあ。笑
http://ameblo.jp/sofiamilano/entry-12012028662.html
