恵み ~ その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

徐々に子供達が集まってきた。

やはり小学生以上だと、説明をすれば、そこそこに描いてくれるのだが、それ以下だと、ただただ、用紙に色を塗りたくるだけ。それでも非常に楽しそうだ。幼稚園生のグループ、中学生の兄弟グループ、幼児のいとこ、兄弟グループと様々な子供達。

「ブラーヴォ!」「ブラーヴァ!」で大喜び。やはり子供は褒めて育てるのだなあ、と他人様の子供を見ていると冷静に見えるものの、いざ自分の子供相手となると感情的になりがち。筆よりも、スポンジや素手で描くことに大喜び。家の中で、しようものなら、洋服が汚れる、ソファや家具が汚れるとひやひやしそうだが、屋外だったら問題なし。それでも、洋服や髪の毛に色がつきまくる。

バケツに水を持ってきて、手を洗わせてあげて、まず紙タオルで拭く前で、手の平をぱっぱと振ってごらん?というと、これまた、家で水しぶきを飛ばそうものなら、怒られるだろうことを皆楽しそうにしている。

あっという間の2時間半だった。

ゲームを全て中断し、老若男女がオラトリオ内のバスケットコートに集合。主任司祭が、ある聖歌を歌いだした。皆が歌えるように、いくつかの部分に切って、歌詞を教えながら歌っていく。誰か、「神様に感謝したい人は手をあげて!」といって再び聖歌。「誰か感謝の言葉!」というと、子供たちからさっと手が上がった。

「楽しい時をありがとう。」
「私を大切に思ってくれてありがとう。」

...中には、まだ言葉も拙いような幼児が「嬉しい!」と感謝の言葉をいった。胸がジーンと熱くなった。

聖歌を挟みながら、感謝の言葉は続く。あ~っこんな小さい時から、感謝の言葉を口にすることも大切なんだな、と実感。私も、「あの場に導いてくださりありがとう」と心の中で感謝した。

それから、皆でおやつタイム。イタリア人の大好きな、ヌテッラたっぷりのパンや復活祭の時期に食べる鳩の形をしたカステラのコロンバ。

夜になると、私をゲーム、丸罰コーナーから読んでくれた元教師から携帯電話にメッセージが入った。「今日、あなたと活動を共にし、喜びを分かち合えたことが非常に嬉しい。常に、注意深く、協力的なあなたに感謝します。」とあった。

どうせ、引っ張られて巻き込まれた仕事でも、気持ち良くしたいもの。呼ばれて喜んでくれる人がいれば私も嬉しい。喜びは、与え、与えられるものだと思える感謝の1日であった。

私たちは様々な場面で神様から恵みをいただいている。そして、その恵みによって毎日生かされている。恵みに感謝しましょう。



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