高山右近没後400年記念 | ミラノの日常 第2弾

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2015年2月3日は、高山右近没後400年記念日。
戦国時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。代表的な「キリシタン大名」だ。洗礼名は、「ユスト」。ポルトガル語で「正義の人」という意味にあたる。キリスト教が、フランシスコ•ザビエルによって、はじめて日本に伝えられたのは1549年。高山右近が洗礼を受けたのは、その15年後、右近が12歳の時だと言う。1576年、オルガンティーノ神父を招いて、荘厳、盛大に復活祭が祝われ、1577年には一年間に4,000人の領民が洗礼を受け、1581年には巡察師ヴァリニャーノを高槻に迎え、盛大に復活祭が行なわれた。同年、高槻の領民25,000人のうち、18,000人(72%)がキリシタンだったというから驚き。http://www.catholic-takatsuki.jp/ukon_takayama/

この没後400年を記念し、年内に福者になるよう昨年9月にヴァチカン列聖省に申請していたが、この記念日には間に合わなかった。ちなみに先月23日に列聖省は、列聖・列福をめぐる教令を承認された。

その中には、日本の「蟻の町のマリア」と呼ばれた北原怜子さんも含まれていた。裕福な家庭に生まれながらも一心を投げ出して貧困者救済のために生涯を捧げられた彼女は、日本のマリア•テレーザといっても過言ではないだろう。

話はもとい、日本カトリック司教協議会主催により、命日の2月3日に神のしもべユスト高山右近 の没後400年記念ミサが マニラからタグレ枢機卿他、多くの来賓を招き神戸にて開催される。

 

ユスト高山右近の列福を求める祈り


すべての人の救いを望まれる神よ、 
ユスト高山右近は「全世界に行って、福音を宣べ伝えなさい」というキリストのことばにこたえ、苦しむ人を支え、困難のうちにある人を助け、あなたへの愛をあかししました。また、世の権力に屈することなく福音に忠実に従う道を選び、すべての地位と名誉を捨て、幾多の困難をすすんで受け入れ、ついには異国へ追放されました。このように、あなたはユスト高山右近をとおして、すべての人に仕える者の姿を示してくださいました。 父である神よ、どうかわたしたちの祈りを聞き入れ、福音を力強くあかししたこの神のしもべを福者の列に加えてください。 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。 (各自の意向を沈黙のうちに祈る) 


父である神よ、現代に生きるわたしたちが、あなたの忠実なしもべユスト高山右近にならって、この世の力や誘惑に惑わされることなく生き、み名を知らない人びとに福音をあかしできるよう、ゆるぎない信仰と勇気で満たしてください。 わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。(2003年2月 日本カトリック列聖列福特別委員会認可)