9月3日、長女と長男の追試があった。これで進級が決まる。
6月の終業と共に、進級結果が発表され、遅れて追試の者のために、補習プログラムが発表されてから、もんもんとした夏休みが始まった。高校によっては、補習直後に試験を受け、結果がはっきりしてから夏休みに入るところもあるが、ほとんどの学校が9月のはじめに試験が行われる。イタリア語やギリシャ語・ラテン語のように、筆記試験の必要なものは初日から。その他、口答は後回しにされる。そして、最終日に全教科の教授軍が生徒一人一人について、会議にかけ進級を決める。留年するものは、即電話連絡が入り、そうでないものは、翌週校内にて貼り出されるのだ。緊張の日々。
前日の夜、勉強していた長男は、「この1年わからなかったことが、わかって来た。」という。「遅すぎるよ!!」長女はあまりの緊張で、試験当日朝、学校で嘔吐したようだ。まあ、何をどういっても、自業自得だろう。
イタリアの高校の卒業試験<マトゥリタ>は人生初の試練の場だというが、日本の友人いわく、今まで勉強してきたことを復習してそれが問題に出るわけでしょう?でも日本の受験は勉強してきたこと以外の問題も出てくるわけだから、時限が違う、という。それでも、イタリアの肩を持つわけではないが、口答試験というのは、やはり頭が整理整頓されていないといけないわけだから、単に詰め込み式とは違うんじゃないの?と思ってしまう。
今、日本の受験生・親子の間では、偏差値が41から70にまであげた親子での壮絶な「下克上受験」というブログが話題になっているそうだ。両親は中卒、それでも娘は最難関中学を目指したというノンフィクションなんだそうだが、環境が違うせいか、ふ~んっと思うだけ。我が家の場合、蛙の子は蛙。鳶が鷹を生めるわけないんだわ・・・人生高を括れば何処かで転ぶ。それに、勉強だけが人生じゃないしね、とどうしても負け惜しみを言いたくなってしまう。
いずれにしても個人的には、筆記試験よりも時によっては口答試験も大切に思う。頭で考え言葉にし、相手を納得させることは大切だ。だからかイタリア人は、皆お口が達者。それとは関係ないかもしれないが、弁護士数も異常に多い。ちなみに、ミラノの弁護士数はイギリス全土の、ローマの弁護士数はフランス全土の弁護士数に匹敵するそうだ。それは国家試験が簡単なのか?それともイタリアの訴訟数が多いのか?爆
話は飛んだが、長男の高校(理数系)は1年生は320数名中40人が落第。追試の学生がどれ位いるのか知らないが、長男のクラスで数学が追試になったのは7名。4分の1の割合だ。ただ「赤信号 皆で渡れば 怖くない」になってはいけないが、あまりにも人数が多いと自分だけじゃないという安心感?いや開き直りまで感じてしまうのは私だけ?!
いずれにしても両腕、人差し指と中指をクロスして「えーんぴ!」ではなく!(爆)幸運を祈るのがイタリア流。
翌日の口答試験も全力を出せるように。何があっても自分の責任と自覚を持って欲しい。そして親は、ひたすら忍耐。