そうだ、京都 行こう 〜 その6 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

京都最終夜。
女同士で、ホテルのバーでしゅっと飲みたいね・・・と話していたが,友人は、当日人間ドックで胃カメラをのみ、軽く出血したとのことでアルコール・ストップ。しゃあないわ・・・

そう思っていたら、昔、ローマでつるんでいた友人からいきなり連絡がはいった。「Tちゃん、京都?一目会える?」

彼女が京都に住んでいることは、知っていたが,京都、滋賀出身の在ミラノの友達と日程を組んでいたし、もしかすると元ミラノ駐在組の友人とも再会?!などという話もあり、慌しくて逆に申し訳ないと思い、声をかけていなかったのだが、元ミラノ組とは会えず、また在ミラノの友人のドクター・ストップ。急遽、その夜に会うことになった。彼女はローマに1年ほど語学留学していたが、帰国。その後、結婚し、ヴェネチアで結婚式をあげわが夫婦が彼らの結婚の証人になったのだ。それ以来私自身は彼女と会っていなかったので、16年ぶりの再会。FB上でつながっていながらも、彼女はほとんどFBは見ていないというのに、その日に限ってのぞいたというから、あらっ不思議。 一日ずれ ていたら、私は京都を去っていたわけだし・・・縁というのは不思議なもの。

ところで、伏見稲荷大社では、次男は途中まで走ってのぼり、下りは、最後の最後で坂をくるくるころがってくれちゃって(本当にすると思わなかった!)もうへろへろ状態。お弁当をかってホテルに戻ったので、私はべたべた状態でありながら、友人と合流。彼女の職場近辺であり、ランチによく行くというベトナム料理に連れて行ってもらった。

ベトナムのビールにしようかな?と思ったが、「何がよく出てます?」と友人がマスターに聞くと「モヒートかな。でもたまに変な人がパクチーのモヒート飲んでるよ。」というので、「それお願いします。」とお願いした。
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激うまっ!!3杯も飲んでしまった・・・。

彼女とは、16年ぶりに懐かしい話に花が咲いた。「あっそれ、もしかして・・・」と私の指輪を指差した。そう、以前彫金をしていた彼女が、結婚の証人のお礼にといって、私に指輪を作ってくれたもの。ほぼ16年間毎日つけている、私のお気に入り。
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「指輪、愛用してもらえて最高の幸せ!!ありがとう(*^◯^*)FBにも感謝。」と友人。私も同感。一度帰国してから、再びイタリア旅行に来て、我が家に泊めてあげて、私がおにぎりを作ったというが、まったく記憶になし。考えてみれば、結構友達が泊まりにきているし、引越しもしているので、いつ、だれがどこの家に来たのかさえ思い出せない。笑 

とはいえ人との出会いは一期一会。以前,付き合いのあった人とも、ちょっと知り合いだっただけの人とも,また、新たな出会い。

さて、翌日,チェックアウトは11時だったが、皆やりたいことがばっらばら。

長男は朝,9時前にホテルを出て,京都駅で補習校のお友達と合流。次の集合場所までいろいろ若者の町を歩いたらしい。長所は、どうしてもレンタル・サイクルで街を回りたいというので、ホテルに問い合わせていたが、時間と値段があわず、直接二条城前のレンタル・サイクルに交渉。1日1000円のところ、たったの1時間で同額だったけれど、かなり回って満足の様子だった。私は野暮用で銀行、郵便局をまわり、荷物をまとめ、チェックアウト。

最後に、ミラノのお友達のお母様が経営されているカフェへ。文化的な雰囲気漂う韓国喫茶・李青<りせい>。
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李朝の家具,骨董品、雑貨などに囲まれ、「隠れ家」的な空間。

私は「トック」を頂いた。トックはうるち米をうすくスライスした、だしのきいたスープで韓国風雑煮。肉や卵、きのこに野菜がたっぷり。
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サービスで出していただいた漢方?のお茶が非常に美味だった。買ってくれば良かったなあ。オーナーである友人のお母様は非常に優雅で上品な女性。ゆっくりお話してみたかった。京都に行ったら、何度でも行きたいお店。ちなみに、私が京都へ出かけている間,ミラノにいた夫は、その友人のお宅でサムゲタンを頂いていたそうだ。家族でお世話になりました。笑

京都駅まで向かうまでの間,平安神宮の門を見,友人たちが以前働いていたという<京都ハンディ・クラフト・センター>の前を通ってもらった。(笑)

最後の最後,京都駅で抹茶スウィートに遭遇。安政6年創業 業ひとすじ150年の中村銘茶。濃厚な抹茶とほうじ茶のアイスクリームに白玉と餡子のトッピング。今まで食べた抹茶のアイスクリームの中で一番おいしかった!大々満足!
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京都を見て、知って、楽しんだ。それでも見切れないところがまだまだ沢山ある。個人的には、私も自転車で回りたい。でも子供たちは、京都まで青春18きっぷで行き、ユースホステルに泊まってまわるべき。笑 今度は、京都の『秋』をみたいなあ。


http://www.kyotohandicraftcenter.com/
http://www.tokichi.jp/tea/