今が旬 ~ ルバーブ 2014 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨年、帰国中実家で始めて作ったルバーブジャム。甘酸っぱくておいしかった。
ミラノで売ってないのかな・・・と思っていたら、先日メルカートで一軒だけ売っているのを発見。でも1キロ8ユーロ。2キロかったら高いな・・・と、思いつつ、それ以降その屋台でも見かけなくなった。

昨日の朝、いきなりフランス人の友人・ジョスリンから電話が入り、「昨日南仏の家から戻ってきたんだけど、ルバーブ持って来たよ!すぐ取りに来て!」といわれ、自転車でふっとんでいった。

私のこぶし大くらいの太さのものもあった。

すべてぶつ切りにして、砂糖をまぶし30分置く。昨年は、ルバーブに対し、半分の量の砂糖を使用したが、今回は、1/3強くらいの量に変更。水気が出てきたところで、はじめ、強火、そしてとろとろと煮ていく。あくがでるので、取り除いていくと、あれよあれよといううちに、実が崩れていく。今回は、白ワイン、シナモンとレモン汁を加えてみた。

 

キッチンは、ルバーブジャムの香りでいっぱい。思わず鼻から口の中へと届いたその香りに唾液がジュワッと溢れてくる。パブロフの犬の実験かい?!

瓶は、熱湯消毒し、瓶が熱いうちにジャムをとりわけ、ふたをきっちり閉める。今回は、すぐには、食べきれないので、脱気処理をし、瓶をさかさまにし自然冷却させた。冷めると瓶の仲の空気部の温度も下がり内圧もさがり、真空度があがり腐敗の危険がなくなるのだそうだ。先日作ったチェリーのコンポートはすぐに食べたからいいものの、すぐにカビが生え始めており驚いた。
 

ところで、今流行の「赤毛のアン」には、大黄パイという、なんとルバーブを使ったパイが描かれている。

日本でルバーブが造られるようになったのは、最近だろう。翻訳家の花子さん、どんなものだか空想の翼を広げながら、『赤毛のアン』シリーズを手がけたのだろうか。
 
ルバーブは爽やかな香りと酸味を持ち、繊維がたくさんあり、ビタミンCやカルシウムを含み、お通じを良くする効果がある。乳製品とルバーブのコラボレーションは絶妙で、甘酸っぱく風味のあるジャムは、バターとともに パンにつけるのはもちろんヨーグルトに入れるのもお勧め。是非朝食に!

「先月はもっと、細くていい感じだったのよね。」とジョスリン。ルバーブの収穫時期は5月下旬から11上旬だという。季節によって、色や水分が変化するそうだ。確かに、頂いたルバーブの中に、一本だけ、なかがすかすかのものがあった。夏休み明けにまた持ってくるね!と約束してくれた。今度はルバーブ・ゼリーやリキュールに挑戦したい!