パパ様 ツィッター ～ ５月 その①

５月１日

Chiedo a quanti hanno responsabilità
politica di non dimenticare due cose: la dignità umana e il bene comune.
政治の責任を担う方々へ二つの事を忘れないようお願いします。それは、人間の尊厳と公共の利益です。

５月２日

Nessuno è più paziente di Dio Padre; nessuno comprende e sa aspettare come Lui. 

父なる神よりも忍耐強い方はおりません。どうしたら彼のように根気よく待ち続けられるのか、誰も理解できないし、わかりません。

５月３日

Non avere paura, spalanca le porte a Cristo!
恐れることはありません。キリストへの扉を開け放ちましょう。

５月５日

Cosa vuol dire evangelizzare? Testimoniare con gioia e semplicità quello che siamo e ciò in cui crediamo. 

『福音化』とはどういうことをいうのでしょうか？私たちのありのままの姿と信じるものを、喜びと純真さをもってに証することです。



５月６日

Una società che abbandona i bambini e gli anziani recide le sue radici e oscura il suo futuro. 

子供やお年寄りを見捨てる社会は、その根を切り落とし、未来の光を奪います。



５月８日

Nella famiglia si impara ad amare e a riconoscere la dignità di ogni persona, specialmente di quella più debole.
私たちは家庭で、愛すること、すべての人の尊厳、特にお年寄りの尊厳を大切に守ることを学びます。



５月９日

La santità richiede il donarsi con sacrificio ogni giorno; per questo il matrimonio è una via maestra per diventare santi.
聖性とは、日々自分自身を捧げることを請います。なので、結婚生活は、聖なるものになるために、最も重要な道なのです。

５月１０日

Una famiglia illuminata dal Vangelo è una scuola di vita cristiana. Lì si impara fedeltà, pazienza e sacrificio. 福音に照らされた家庭は、キリスト者の学ぶための場です。そこでは、忠実さと忍耐、そして犠牲の精神を学びます。


‎‎‎‎‎‎PapaFrancesco@Pontifex_it 

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「福音宣教」と聞くと、何故か非常に難しいものに聞こえてくる。宣教とは、召命された聖職者のみに与えられた使命なのでは？特別なこと？しかし、 ５月５日のツイートにあるように Evangelizzazione, つまり「福音宣教｣「福音化」とは、私たちのありのままの姿と信じるものを、喜びと純真さをもってに証すること、と言うことで、なんだ単純なことではないか。それこそ信者全員の使命なのだと共感。

ただ、間違えてはいけないのは、信仰の証とは、非信者の家庭を訪問し又はインターフォン越しに、名前も名乗らず「あなたはどう思いますか？」と突撃し、難しい言葉で圧倒させるものではない。ましてやしつこい勧誘なんて問題外。人間の心理としたら、いきなり知らない人の訪問に始めから心を開くわけもなく、ましてや、不信感そして壁を作られてしまうだろう。

大切なのは、普段の生活の中どんな人とでもいかに喜びを持って対応し、心に信じるものを証するかだ。

パパ様の使徒的勧告は信者向けに書かれているが、読んでみると呼びかけているのは宗教、国籍を超えた、人間として生きる指針。パパ様のツィートとて同様。時に厳しいこともおっしゃるが、この世界で、又この社会で、そして各家庭の中で生きて行く上に重要なポイントを呼びかけられている。

今週から、以前日本にいらした神父様とともに、日本語によるEvangelii Gaudium「福音の喜び」の勉強会が始まった。

第一章にもあるように、「福音の喜びは、イエスに出会う人々の心と全人生を満たす。」とある。

この言葉と共に歩むことができますように。