ネギは天才だ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

エンドウにも 
バラにもなろうとせず 
ひたすら、自分として育っていく故に 
ネギは天才だ by岸田劉生 


年齢を重ね、人の親になり、初めてこの詩のもつ重みに気付いたような気がする。 

自分や、自分の子供たちに、ネギがエンドウなれ、バラになれ、と望んだところでなれるはずはないのだ。それは、ネギにこだわるのではなく、もともと持っているを大切にすること。ひたすらに自分として育っていく、ということが大切なのだと思う。 

他の人、または他の子供と比べて、羨ましく思ったり、みじめになったりしていないだろうか? 

ネギは自分を恥じていない。私はネギだ、ネギとして生き るのだ、その姿が美しい。だから、ネギは天才なのだ。 

他人の評価や目に振り回されず、自分は自分らしく生きていくことの大切さ、我が家のテラスのネギにネギボウズが咲いたので思い出した。 

ちなみにこのネギボウズ、天麩羅にしたり、アリ・オリ・ペペロンチーノ・アンチョビ・パスタにしてもおいしいようだ。