これほど、ネタがつきないテーマもないだろう。
我が家の子供たち、三人三様、学校にはカラーがあり、イタリアの学校はこう!とは言い切れない。私立だから、公立だから・・・というよりも、すべてそのクラスの教師、クラスメートとのコンビネーション次第だろうか?(プラスアルファ、子供の補習校に関しては、子供よりも親のカラーにかなり左右される気がしなくもない。しかも、学年が上に行くほど透明感が出てくるのはなぜ?!爆)
昨年9月に、現地高校1年になった長男のクラス。ちょっとしたことで、保護者のメールが全員メールでぐるぐる入ってくる。「男子はマレドゥカート、しつけが悪い」といってメールが回ってきた。高校生といっても、14歳の男子。もちろんしつけが悪い子もいるかもしれないが、所詮まだお子ちゃまなのだ。授業中落ち着きが ない、へらへらしてたら、先生が渇を入れればいい。いちいち親にいって直るものなら、家庭でも苦労しないわ!数人が学校から呼び出された・・・と聞いたので、もしや我が家も?!とどきどきしたが、そのメンバーには入っていなかったのだが、たまに我が家にやってくる子でもおり、次男と代わらん!たしかにお子ちゃまだわな・・・と思う子も確かにいる。
明日、親子で会う場が設けられた。長男は野球のチョンピオン・リーグ開催初日。補習校が春休みになったからには、試合をパスするわけには行かない。私一人で参加となった。何話すんだろうな・・・皆母子で参加するようだが、父親も数名。あまりにも過干渉の保護者が多く、あ~気が重い、というか面倒くさい。
ところで、次男のクラスでは、保護者の学級委員が時間的に無理というの で、代わりにクラス費の徴収をしていたが、どうしても数人集めきれず。徴収役の私を無視する親もいれば、給料が入るまで待って!という親、さまざま。頼まれたことはするけれど、必要以上にかかわりたくない気もある。実際、昨年お金を集めていたルーマニア人の母親は「金もって逃げたりして・・・」ととても冗談とは取れないことをクラスメートの父親にいわれ半泣きしていた。ひどすぎる。
やっとこの仕事から解放されたとの思ったら、今度は5月の林間学校の参加費徴収を頼まれた。クラス費を集めるのさえ、大変だったのだから、今度は収入に応じた金額とはいえ、多少大きな金額を集めるのは、責任も必要だし、どうしても嫌だったのが、数人のグループに分けて集めることになったのでしぶしぶ了承。私は6人担当となった。が、やはり2人がどうしても締め切りを過ぎても支払わず。連絡網には、メールアドレスはもちろん、電話番号さえ載っていない人もいる。親戚と共に大家族の人もおり、順番に全部に電話をかけても出ない。私がするべきことはしました。といって、担任に告げると、「私もやることはしたから、もう電話はしたくない。」と逆切れされた。でも期日は過ぎてるし、学級委員は、集めたお金の60%を振り込まないといけないから、私が真ん中に挟まれても困るんだわ。皆気の毒だな・・・と思いつつ、私の、このなんともいえない気の重さのはけ口がない。
「しゃ~ないわ。もうええやん。(シャッターをしめるジェスチャーで)キューゾ。」と笑いの師匠。そうなのよ、同情や怒りをもってもどうしようもない。こうやって、給食費も親の収入により、金額が違うが、支払っていない家庭は、きっとちょっとやそっとじゃないだろう。
ところで、イタリアの学校には、なぜか学習障害がやたら多い。あまりにも、我が家の次男の集中力のなさの原因は?読み書きが苦手な原因は?いろいろと悩んだものだが、それとこれはまったく問題が違うといわれたことがある。
イタリアに来たばかりの子供は大抵1学年落とされる。とはいえ、言葉に問題があったり、問題があれば、一緒に授業を進めるのは至難の業だ。
長女は通学している高校近くの小学校で、教師のアシスタントをするボランティアをしているが、外国人の有無に限らず、授業中うろうろする児童の多さは、半端じゃないという。また、はさみをもち、相手を威嚇していないといられない児童、そしてなぜか小学校の先生は南イタリア出身の人が多く、大学の教育学部を出ていなくても、先生になれるようだが、とにかく、『標準語』としてのイタリア語を話さない(話せない?)人も多く、文法的にも間違いが多く、下手したら古典課の高校生の方がきちんとした文法で話せるのでは?と長女。
たしかに、次男の担任はべたべたのシチリア語を話す。はっきりいって、彼女のイタリア語の授業は何を言っているかわからないという。それって問題じゃないだろうか?しかもすでに60歳代後半で、あと1年、次男たちのクラスが卒業したら定年に入るというが、しょっちゅう体を壊しては、長い欠席に入る。本当に困ったものだ!
昨日たまたま、普段は学習障害の子供専門にサポートしている先生が代わりに授業をしたという。非常にわかりやすく、授業が面白かった。だったら、僕、勉強わからない振りして、その先生の所に行こうかな・・・と次男。馬鹿な事いうんじゃないの!とは、いったものの、正直な意見だと思う。
とにかく、鬱になる教師が多いという。日本の状況とはまったく違うが、それもまたわからなくもない。
日本の学校事情はわからないが、イタリアの小学校の時点でベースが出来上がっていない子があまりにも多い。学校はそれがわかっていても、そのまま。そして、そのまま中学へ上がっていくわけで、授業についていけなくなれば、先は見えている。
かと思えば、高い知識を教えている高校では、大学を卒業しても、その先の仕事がなければどうしようもない。
放任、過干渉。留年と高学歴。いずれにしても就職難。
ある意味先進国(イタリアが先進国だととても思えないが)の問題なのだろうか・・・。
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