癒しのひと時 ~ Tea in Italy | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今年の2月にオープンしたティ・サロン、Tea in Italyにお邪魔してきた。 



ミラノから北西50キロちょっと離れたヴァレーゼは、車で4-50分、電車だと約1時間かかる。 

オーナーは日本人の奥様とイタリア人のご主人。品のよい家具と共に、選び抜かれた、世界からのお茶と茶器やお菓子類、和風アクセサリーなどが並ぶ。 

 

 

 

私は、一日に、日本茶、紅茶、コーヒー、どれも2杯ずつくらいよく飲む。夫や子供たちは、日本茶派。 

日本茶はじわじわここ、イタリアでもブームだ。日本茶に含まれるタンニン、ビタミン類、ミネラル、テアニンなどの成分は体にとても効果的なもので、疲労回復、ストレス解消、美肌効果、虫歯・口臭予防、風邪予防、高血圧予防・・・などなどその他多くのよい働きをしてくれる。

今回は、オーナーお勧めの玉露をオーダー。 
宇治の玉露。煎茶と玉露は、栽培法が違う。煎茶は新芽から摘み取りの時期まで日光を浴びるが、玉露は、早ければ新芽が出始めた時期から、もしくは茶摘の約3週間前から日光をさえぎって育てるという。 

「どうして葉っぱは緑色なの?」小学生のころ、『光合成』を学んだ。 
葉緑体のクロロフィル、あ~クロレッツ(ガム)に含まれていたな。だから、口臭予防なんだ!と思ったことがある。 

話はそれたが、この光合成の働きによって、渋み成分のカテキンが増加し、また日光を遮断することにより、カテキンの増加を抑え、うまみ成分であるテアニンの含有比率が増えるのだという。そんな玉露の芳醇な香りと甘みを堪能させていただいた。 




また、お茶請けのお菓子は、アール・グレーのクッキーとトスカーナのカントゥッチ。 バターの分量が微妙に多かったようで、ふんわり柔らかく美味だった。これならヴィン・サントがなくてもいけるかも?!爆 

また、自宅用にロイボス・ティを購入。 
ロイボス・ティの産地は南アフリカ。 
アンチ・エージングに効果あり、ということで気になったいたので、Bioのものと、アロマタイプを購入。このリポートは、次回にまた。 

ヴァレーゼは、ミラノからはちょっと離れているが、オンラインで購入できるのでいいかもしれない。おすすめ。 

Via Avegno, 8 
Varese 


http://www.teainitaly.com/joomla/en/ 
http://www.buonodavvero.com/