「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために。」そういい続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。
600ページ弱の小説、一気に読んだ、という人も少なくないが、私は、なかなかまとまった時間がとれず、バスや地下鉄、トラムでの移動中に読んでいたが、思わず泣き出してしまいそうになる。あ゛~だめだ、瞬きすると涙がでるぞ!!そこで、本を閉じるケースだった。
帰宅して、夕食後、ゆっくりして読み始めると、また泣きながらうとうとそのまま寝てしまい、朝、目が覚めると、目が腫れている!!お゛~これまた、だめだ!!読むたびに、なんともいえないものが、胸につかえ、消化しないと前に進めず。
今朝読了。涙、涙、涙・・・。しばらく何も手がつけられなかった。
『十死零生』・・・あまりにも重い言葉。
『十死零生』は、太平洋戦争の特攻隊員に対して使われた言葉だという。『特攻』は、陸海空、どこでも自分の命をかけ、爆弾を抱いて敵に飛び込んで行く無謀な作戦であり、最初から『生き残る』という選択肢はない。
これほどまでに、生きることに執着し、家族を守るためにプライドを持った人間が、戦争に行かなくてはならなかったなんて・・・敵・味方関係なく、誰もが愛する人、家族を持っており、尊重しあいつつも、戦わなくてはならなかったとは。
戦争で亡くなった方々の命を無駄にしないで欲しい。
NO MORE WAR.
12月に映画公開予定。号泣してしまうかもしれない。
若い人に是非読んで欲しい。
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