20年前の今日、9月30日、この人と生きたい、と思った今の夫についてイタリアに来るため、仕事をやめた。私にとっては、大きな決断だった。
わずか7年しか働かなかったが、働きつつも勉強も沢山させていただいたし、多くの人との出会いは、充実した日々だった。人間関係で悩むことも多少あったが、それも今になっては、すべてがプラスになっている。あんな良い職場をやめてしまいもったいなかったな・・・と思うこともあったが、歩き続ければ前を向いていくしかない。
イタリアに来てからの生活は、山あり谷あり、今でもイタリア語はあやしいが、初めのころは、思うように話せないため、イタリア人の親しさがうっとうしく感じることも多く、殻にこもってしまうこともあっ た。夫は不在気味。長女が生まれ、カプセル状況の子育て。本当に苦しかった。長女を週に2回、保育園にあずけ、思い出したように語学学校に通ったり、お料理を習いに行ったり・・・でも、ちょっと罪悪感もあったかな。
子供が二人目になってからの生活は、ボールを蹴りながら走るように、早い生活となった。アレよ、アレよ・・・と気づいたら20年。そんな感じ。
子供が大きくなってきたから、楽か?といったら、その逆で、抱える問題は、常に大きくなってくる。殻にこもっていたときが、嘘のように、じっとしていようよ!というくらい、動き回っている。変わるもんだね・・・・というかそういう素質は前からあったんだろうけど。笑
これからも人生を味わいたい。
何も考えず、何も計らず、無条件に行えるように。
時にあわせて、時に伴い、起こっている出来事に合わせて生きられるように。時を読み取る目、気づく心、ふれる心を失わないように。