ニュース、ワイドショー、異常な暑さと熱中症の話題でいっぱい。特に、特に年寄の熱中症は重症化しやすく、死亡者も多い。
在伊邦人がFBで、日本の異常なまでの「熱中症対策」放送とニュースはなんなのだ?とつぶやいていたが,異常なのは、この暑さで、熱中症は他人事ではない,ということ。なぜならば、身をもって経験したからだ。
熱中症は、屋内、屋外を問わず高温や多湿などが原因となって起こる。日射病とは、違う。また、熱中症には、重症度が3段階に分類されると、今回はじめて知った。
I度(軽症 日陰で休む。水分補給)
II度(中等症 病院にかかり補液を受ける必要がある)
III度(重症 救急車で救命医療を行う医療施設に搬送し入院治療の必要がある)
私の場合、朝起きたときから、微妙な頭痛。
それでも、出かけてしまったのだが、本屋で立ち読みをしていたら、立ちくらみ、というよりも、頭の中で波をうつような浮遊感を感じ、まずい!と思った。帰宅すると同時に、頭がくらくら、そして体が重くなり、横になると同時に、記憶がなくなるように眠りについてしまった。下痢もあった。連日続けて外出するのが怖いと思ってしまったくらいだ。
父も、次男も後から考えると熱中症だったんだね、ということが・・・。脱水状態、体の冷え,震え・・・一緒にいて、注意をしてくれる人が居なかったら,やはり危険な状態になるのではないか?高齢者同士、高齢者の一人暮らしは、本当に家族や周囲の人が気にかけてあげる必要性が大だと実感した。
特にお年よりは,室内での熱中症発症率が高い。
しかも、エアコンをつけていないケースが多く『節電意識』のためか?とも思っていたが,もしかすると,加齢により汗をかきにくかったり、暑さも感じづらく、水分も取らずに室内で過ごし、何時の間にやら熱中症を引き起こしているのかもしれない。そして、そのまま倒れて重篤化・・・危険すぎる!!
日本に限らず,イタリアも核家族化、しかも高齢者が増えてきているが、高齢者が地域で安心して生活するためにも、周囲の見守りや声かけが大切。日ごろからご近所同士で高齢者の様子を気にかけられるような地域づくりが大切なのでしょう。
イタリアに戻っても、こまめに両親に連絡をとっておかなくちゃ。
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