学年末 ~ 葛藤と朝の祈り | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

毎朝、父親と登校している長女は、現在夫が2週間出張中のため、2回遅刻。間に合わなくて私の自転車に飛び乗って登校している毎日。毎朝朝ごはんは、バールで食べているようで、父親の不在の今は、朝から『食べるものがない!』と大騒ぎ。食べるものがないんじゃなくって、彼女の好きな食べるものがないだけのこと。わがまますぎる!今朝も言い合い。あ~疲れるな・・・ 

次男を学校まで送っていくと、学校の正門の前で必ずママ友とおしゃべり。今週金曜日についに学校終了。土曜日にフェスタが行われるのだが、それに関わるメンバーが簡単な打ち合わせ。仕事をしている人、そうでない人に関わらず今週は何かと行事を複数抱えている人も多いだろう。顔を見るだけで、疲れきっている人、元気一杯の人・・・見分けがつく。私も疲れていない?といえば、嘘になるが、忙しくなればなるほど、ハイになるタイプ。頑張っちゃうんだな。笑 ただ、やはり自分の子供との心の葛藤は本当にしんどい。夜も必ず、お小言を言ってしまう。明日こそもっと良い親になろう・・・と思っても、毎日その繰り返し。 

朝の祈り 

新しい朝を迎えさせてくださった神よ、 
きょう一日わたしを照らし、導いてください。 
いつもほがらかに、すこやかに過ごせますように。 
物事がうまくいかないときでもほほえみを忘れず、 
いつも物事の明るい面を見、最悪のときにも、 
感謝すべきものがあることを、悟らせてください。 
自分のしたいことばかりでなく、あなたの望まれることを行い、 
まわりの人たちのことを考えて 
生きる喜びを見いださせてください。アーメン。 

毎日、同じことを祈っても、同じ過ちをしてしまいます。ごめんなさい。 

祈ったところで、すぐに心に平安が生まれ、すばらしい親になれるはずはない。 

忙しさは,共に生きる心,人に手を差し伸べる心のゆとりを失わせる危険性がある。私の場合、家庭内で、できることをしていない家族に腹を立ててしまいがち。『受身』じゃだめなんだよ!と言いつつ、私も『受身』なのだろうか。 

反省の毎日。進歩がないな・・・皆さん,毎日いかがお過ごしですか?