イタリア 解放記念日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで33年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨日4月25日は、イタリアの「解放記念日」だった。 

第二次世界大戦でドイツ軍に占領されていたイタリアの地域が解放された記念日。国民の祝日としてイタリア全土で祝いをするが、ここミラノの祭りが盛大なんだそうな。 

というのも、ファシスト党のドーチェ (統帥)としてファシズム運動を展開し、ローマ進軍によって首相に任命され、ファシスト政権を樹立したムッソリーニは、1945年4月25日、連合軍に援助された共産パルチザンに捕らえられ略式裁判により銃殺され、生存説を避ける為に遺体はミラノのロレート広場に逆さ吊りされた。(1943年7月25日にクーデターにより失脚、その後北イタリアを掌握したナチス・ドイツの支援によってイタリア社会共和国を建国して抵抗を続けるが、枢軸軍の完全な敗戦に伴い再び失脚) 

その逆さ吊りされたロレート広場からはパレードが行われた。パルチザン市民兵の歌、オー・ベッラ・チャオの合唱もある。明るい曲だけに、悲しくなるパルチザンの曲。パルチザンとは、ファシズム体制への抵抗(レジスタンス)を目的としたもの。(Resistenza italiana) 
http://www.youtube.com/watch?v=4CI3lhyNKfo 
先日、ユダヤ人でレジスタンス運動をしていた父親が逮捕されたという、当時高校生だった青年の日記(Evasione in bicicletta)が昨年発表され、それを記念し彼の卒業校である高校で講演会が行われた出席してきた。長女の通う高校である。しかも出版社は、私が通うスポーツクラブ。本来は、武道の本を専門に出版しているが、縁あって出版に至ったという。また、旧友でもある司祭・Don Giovanni Barbareschiの話も感動的だった。「生きるとは」「真の自由とは」。 

話は基、2009年11月20日に、ムッソリーニの血液と脳が1万5000ユーロ(約200万円)でオークションサイトイーベイ(eBay)に出品されたが、さすがにイーベイは人体の出品を許可していないことから数時間後に削除。 

ムッソリーニの孫で政治家であるアレッサンドラ・ムッソリーニは、テレビのニュースで「祖父の脳と血液を売ろうとするのは辱める行為だ」と非難。そりゃそうよね・・・ 

Per i morti della resistenza     Giuseppe Ungaretti 
Qui 
vivono per sempre 
gli occhi che furono chiusi alla luce 
perché tutti 
li avessero aperti 
per sempre 
alla luce. 



抵抗運動に斃れた死者たちのために  ジュセッペ・ウンガレッティ 

ここに 
永久(とわ)に生きている 
光りに閉ざされた目たちが 
誰もが目を 
開けているようにと 
永久に 
光りに 



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