一家に一台エアロゾル | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

「病む天地」北京に比べたら、まだまだミラノはマシなんだろうが、それでもやはり気管支の弱い人には、辛い町。2015年のミラノ万博に向けて道路の舗装。地下鉄工事。我が家の近所なんてトラムもバスも路線は変わるは、車も遠回りしなきゃいかんわ、時間帯によっては、そのための渋滞に巻き込まれ、たまったもんじゃない。

ところで、長男が生後7ヶ月の頃、たまたま日本にいたからよかったものの、気管支炎で入院したことがある。私も一緒に泊り込みだったので大変だった。その後、再び帰国中肺炎で入院。二度と嫌だと思った。

ミラノに来ても、しょっちゅう気管がやられていたが、吸入器を購入。これで予防、治療に努めた。

生理塩水に、去痰剤。場合によっては、気管支拡張剤、抗生剤も混ぜて1日3回の吸入で随分楽になる。

生理塩水は、フラコンチーノと呼ばれる一回ずつ使える容器を使用するが、しょっちゅう使用するには高くつく。薬局の薦めで、生理塩水をボトルで購入してしまい、注射器で毎回その量を抜く。

吸入器は2台目。
鼻用、口用、乳幼児のためのマスクもある。

今朝、次男が鼻が止まらず、耳が痛いというので慌てて吸入させた。

しばらく応接間の置物同様置きっ放しとなることだろう。
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