木曜メルカート 〜 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今朝、2ヵ月半ぶりに木曜メルカートへ出かけた。 

月曜メルカートは家の近所だが、木曜日のはちょっと距離があるので、自転車を利用していたが、朝はさすがに寒いし、道が凍っているので、怖くて乗れない。今朝は、次男を学校へ送った足でバスに乗った。 

「あら久々ね~」と毛糸屋のおばさん。 
「いつもより時間が早いんじゃない?」と蜂蜜屋のおじさん。 
いつも、顔を出しては、くだらないことでおしゃべりする人たちと久々会話をするのは、嬉しい。 

とはいえ、今朝は、霧が出ていた分、気温がめちゃくちゃ低いはずはないのだが、途中足の指がうずいてきた。まずい・・・靴屋の屋台で、靴の中敷を購入。100%ウールだから暖かいのだ。その場で靴の中に入れた。ほわ~んと温まる。とはいえ、靴の中がきつくなった分、骨折をした指が靴のつま先の内側でパンパンとなり、歩くほど痛くなる。まず・・・ 

 だめだ、帰ろう・・・帰りがけにパン屋さんを覗く。 

うわ・・・キャッケレが私を呼んでいる。 
キャッケレは、復活祭40日前の四旬節に入る前のカルネヴァーレのお菓子。イタリア語で「おしゃべり」という意味がある。でも私にとっては、キャッケレをみると、四旬節の「回心」が頭をよぎる。今のうちに食べておこう。一袋分購入。枚数や重さで購入可能なのも面白い。

 ところで、子供の頃、弟とお揃いの母のお手製のマフラーをしたもの。当時のマフラーを思い出し、配色を変えて作ってみた。全く違うイメージになった。 


今度は自分用に作ってみようと、明るい色の糸を購入。 

 さあ、どんな感じになるだろうか?暦の上では既に春だが、まだまだ寒い。家にこもって編物だな。