結局なんだかんだ毎日出かける三連休となってしまった。
朝9時だというのに、この霧。
前日行くはずだったピエモンテ・ガヴィのワイナリーへ。
ガヴィは地区の名前であり、コルテーゼという種類のぶどうで作られており, フルーティでありながら、かつすっきり辛口。ガヴィは1998年にD.O.C.G.(統制保証原産地名称)ワインに昇格している。
ところで、10年近く前、現在は、皆日本へ帰国してしまったが、飲み仲間に教えてもらって行き始めるようになったカンティーナ、Nicola Bergaglio。ガヴィ村のロウェレート地区に位置している。
1945年にニコラ ベルガリオによって設立され、1970年より自社ワインのボトリングを始めた。現在は息子と孫により運営。 15ヘクタールの畑を所有し、樹齢30年とクリュ畑の、樹齢50年のコルテーゼ種のみを栽培してるという。
生産は、Gavi di Gavi と Minaia。飲み比べるとやはりMinaiaのほうが、断然においしいし、値段も微妙に上。ここ数年前からCiaponという銘柄で樽で熟成させた余韻の長いものもある。
行ってわかったのは、前日は息子(創立者の孫)さんの誕生日だったということ。24歳になったそうだ。通い始めた頃は、お子さん達の姿は観たことがなかったが、最近はよくワインの見本市にも一緒に出ているようだ。
通っている間に、どんどん彼らの家は豪華に改築され、工場も立派になっていった。商売繁盛?!数年前にイギリスで賞をとり、そして、イタリアのワインガイド「ガンべロ・ロッソ」社による高い評価(トレビッキエリ(3グラス=最高評価))を獲得。ワイン生産者にとっては、これほど名誉な話はないだろう。
私の電話での値段交渉には応じてくれないが、直接行くと、10年前のそれほど変わらぬ値段で分けてくれる。日本やイギリスでの売値をみてびっくり!!
ガヴィのもつドライなテイストに、微妙に白い花の香りが印象的なMinaia。ガヴィ好きな方に、おすすめ。
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