ミラノ、ひとり親増加中 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

あまりいい表現ではないが、「ひとり親」がミラノでブームだという。 
この3年で、ひとり親と暮らす子供が36%以上となった。両親の別居、離婚によるものもあれば、未亡人、未成年ママの理由によるもの。<2012年10月6日付Corriere della sera > 

ドラマ「シングルマザー」を見ていて「シングルママネット」なるものが存在することを知った。また、公的支援制度も様々なものがあるのだと。もちろん、ミラノにもひとり親を支援する保健所やOnlus(ノンプロフィットの社会貢献事業振興団体)が存在する。毎週通う修道院では、月に1度のペースで、「寡婦の会」なるものが存在しているようだ。 

ひとり親をとりまく環境は、様々で、事情も複雑だと思うので、モラル的な事をいったり、批判したりするのは、逆にナンセンスであろう。ただ、世界的に、そういった傾向が高まってきているというのは、状況の良し悪しとは別に、生き方や家族観の変化もあげられるかもしれない。 

もちろん、結婚生活はしていても、経済環境、家族関係、細かい問題をあげたらきりがないかもしれない。 

ただ、「子どもは社会が育てるもの」とういう理念は所詮理想なのだろうか。少なくとも、イタリアの場合は、親戚間の助け合いは日本よりは強いように思えるが、そうでないと孤立にもなりかねない。 

親が、そして子供が、安心して生きていける社会作りというのは、高福祉社会のデンマークのような国でないと期待できないのだろうか。 

そして、昨日の日記ではないが、教育予算削減なんてもってのほかなんだな・・・ 

毎日、新聞を覗いていると、嫌なニュースばかり。暴力や道徳的な退廃というのは、やはり道徳面や精神面で何かがかけているからではないだろうか。(あくまでも上記ひとり親家庭、というのとはまったく別問題の話として)親が子供に与えられるもの、今もう一度考え直すべき時であろう。 


http://milano.corriere.it/milano/notizie/cronaca/12_ottobre_6/genitori-singolari-citta-bene-2112133775342.shtml 


http://crescerefiglialtrui.typepad.com/crescere_figli_altrui/2012/10/genitori-singoli-a-milano-%C3%A8-boom.html