心の訓練 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨日久々ママ友とお茶をした。
愚痴ってもいいですか~?!とお誘いを受けたのだ。

彼女の友達の愚痴を聞かされて、滅入ってしまったという話。別の友人で、人の相談を受けていて、あまりにもネガティブでやっぱり気分が滅入って・・・と電話がかかってくることもある。人の愚痴で滅入る人ってのは、やはり繊細で優しい人なんじゃないだろうか。私の場合、自分が普通にしているつもりでも、台風のようにばんばんあちこちあたりながら、ぶつかってくる人が定期的に数人いる。あれはなんなんだろうね・・・でも気をつけないと、マイナスがマイナスを呼び、連鎖してしまう。大切なのは、感情移入せず、同情しない、ことなんじゃないだろうか。

言いたいことがあっても、『言わぬが花』ということもあるかもしれない。
逆に、たとえ、批判であっても愛の心から出た言葉は、人を成長させるもの。あとは、受け取る側の寛大さにもよると思う。聞く耳を持たない人には、何を言っても反発されるだけ。逆に忍耐。

私も人にぐさっと言われることがある。これまた忍耐。

定期的にぶつかってくる人の中で、子供とともに我が家にぶつかってくる母子がいる。子供同士は喧嘩をしても、すぐに仲直りするが、ぶつかってこられる私にとっては、相手の問題と思っていても、不愉快さの矛先がみつけられず悶々とすることもある。それなのに、今朝はにこにこ話しかけてきたから摩訶不思議。そして夜には、『アモーレ!お金を貸して欲しいんだけど・・・』と電話してきた。ちょっと考えられない。今、夫が不在で、人に貸すどころか夫が戻ってくるまでぎりぎりの状態だから・・・と断ると、じゃあ明日近所の人にお金を借りるから貸してあげようか?という。感覚が違いすぎ。どうやってつきあうべき?!人との距離って本当に難しい。触れていきたくない人を受け入れてこそ、成長するのだろうか?これまた心の訓練。

「あの母子何様なんだ?!」と子供達。
「かっぱなにさま?!カッパ様!」。
(NHK「おかあさんといっしょ」使用曲「たこやきなんぼマンボ」との合作CD。子供が小さい頃よく聞いたわ~)笑って吹き飛ばさなきゃやってられない。

『吐く』という字は口偏に「+(プラス)」と「-(マイナス)」と書く。誰でも口から「+(プラス)」なことも「-(マイナス)」なことも吐く、だからこの字から「-(マイナス)」を引けば『叶う』という字になるわけ。

どんな人にでもすばらしいところはある。そのプラスの面を見るようにしていけば、世の中少しは変わるのかな。