イタリアの柿は、大ぶり。
硬いものもあれば、今すぐに食べなきゃ・・・というような完熟のものも売られている。
敢て自分で柿を買ってたべることはないが、夫が勝手に買ってくるので、子供たちに剥いてあげるついでに一口・・・そんなところだろうか。
なぜ、敢て自分で買ってまで柿を食べたくないか・・というと、子供の頃の強烈な思い出があるからだ。
私の育った、神奈川県川崎市の柿が生まれるとかいて「柿生」は、1214年に偶然、柿が発見されたのだそうだ。王禅寺で発見されたため「禅寺丸」とよばれる柿は、日本初の甘柿といわれている。
小学校への通学路には、柿の木がたくさんあり、お不動さんの脇の緩やかな坂道を下っていくあたりに、「柿べちゃ」とよばれる熟した柿がたくさん落ちていて、あの甘酸っぱい、そして腐ったような臭いが鼻の奥に?!焼きついているのだ。そして、幼稚園<柿の実幼稚園>の近くに、たくさん落ちていた柿の小さな実が、生臭かったことをなぜか今になって思い出すのだ。
幼稚園・小学校・・・校章はいつも<柿>の形だった。
♪その名も香る 禅寺丸
柿の彩り 美しく
平和の光 満ちわたる・・・
ところで、イタリアでも柿のことを「カキ」という。
ただし、複数形。単数形は「カーコ」。
<Caco>が<Cachi>となる。
日本から1789年にヨーロッパへ、1870年に北アメリカへ伝わったことから学名にも kaki の名が使われているのだそうだ。
そして、毎年、この時期になると父が干し柿を作っている。
今年は56個作ったそうだ。あまりにも甘い柿なので、小さな虫が自然とあつまってくるので、その駆除が大変とか。
干し柿も苦手だった。これを克服できる日がくるのだろうか。
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