恵み | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今日から冬時間となったミラノ。
日伊間は8時時間。

冬時間になる時は1時間ゆっくり出来るので、目覚めも良かった。
とはいえ、今日も雨。朝方だけ一瞬晴れており、例の自転車を長男自身がとりに行くことができた。(帰宅していきなり雨・・・すごいタイミング!)

今日は、私は通常通っていないが、在ミラノ日本人教会の神父様が叙階してから50周年の記念日で、ミサと祝賀会がささやかに行われた。お御堂には、座りきれないくらいの人が参列していた。日本語とイタリア語でのミサ。賛美歌はオペラを勉強している学生さんたちによるもので、お御堂に反響し、非常に美しかった。

屋久島に8年宣教されていた神父様。屋久杉で作られたという名刺大のカードを記念に皆さんに配られた。それはほのかに、そして深~い香りがする。栄養の少ない花崗岩の島に生える屋久杉は成長が遅く木目が詰っており、降雨が多く湿度が高いため、樹脂分が多く腐りにくい特徴を持つ。そのため樹木の寿命が長いといわれ、樹齢2,000年以上の大木が多いのだそうだ。屋久杉の香りは「命の香り」とでもいおうか。

50年前、ご一緒に、叙階された仲間は、すでに殉教されていらっしゃる方もいるとかで、また自分の力不足を痛感するばかりで、皆様からお祝いして頂くのは、気がひける・・・とずっとおっしゃっていた神父様。多くの人が駆けつけてこられ、嬉しそうだった。

そして、午後からは別口で、日伊ハーフの赤ちゃんの洗礼式があった。ママが赤ちゃんだったとき、お宮参りにつかわれたという、純白のレースのついたおかけをして登場。笑顔たっぷりふりまいてくれた。おめでとう。

今日はあいにくの雨ではあったが、恵みたっぷりあふれるすばらしい一日だった。神様、ありがとう。